仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 3月開催の展覧会

3月開始の展覧会から、宗教関連のものをピックアップします。開始日順で、引用文は各館サイトからの抜粋です。
月の後半に集中しているので油断していました、すでに開始している所もあります。
(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)

  • 開館記念特別展「神々の至宝 祈りのこころと美のかたち」
     3/10〜5/20 古代出雲歴史博物館
     〈悠久の社に鎮まる秘められた神々の美術品総数約1100点、国宝・重要文化財約630点、史上最大規模の「神宝」「装束」が、神々の国「出雲」に集います。〉
  • 特別展「聖地・巡礼 自分探しの旅へ」
     3/15〜6/5 国立民族学博物館
     〈人はなぜ巡礼をするのか。巡礼とは何か。この展示は、その回答を求めながら、世界のさまざまな聖地と巡礼を国立民族学博物館が独自に取材した映像で紹介し、取材中に出会った人びとのインタビューを中心にストーリーを展開していく。展示の中心は、フランスからスペインの西の端まで全行程1350キロを歩くサンチャゴ・デ・コンポステラ巡礼を記録した映像である。フランス人の巡礼者に同行し、彼の話と解説を聞きながら映像による巡礼の旅が展開する。〉
  • 開館10周年記念特別展「山東省の仏像」
     3/15〜6/10 MIHO MUSEUM
     〈この展覧会は2007年末に迫った博興出土の菩薩像の中国への移送を祝し、日中両国民間の友好増進と、文化学術の相互交流の発展を期して行われます。〉
  • 企画展「きのくにの仏画
     3/17〜4/22 和歌山県立博物館
     〈各地に信仰の拠点がある和歌山県では、優れた仏画も数多く残されてきました。絹や紙といった脆弱な素材でありながら、数百年の時を超えて守られてきた仏の姿から、人々の信仰の蓄積と、文化財を守ることの意味を感じ取って頂きたいと思います。〉
  • 特別陳列「講」
     3/24〜5/6 栗東歴史民俗博物館
     〈村のなかには、伊勢講や愛宕講、無常講といった信仰や寺社参詣、娯楽、葬式、金融などを目的とした講が組織されていました。講の道具や古文書などから講の歴史や集まりの様子を紹介します。〉
  • 企画展「西のみやこ 東のみやこ 描かれた中・近世都市」
     3/27〜5/6 国立歴史民俗博物館
     〈わが国の都市が発展した中世末期から近世にかけてその繁栄の様子は数々の絵画や絵図に描きとめられています。本館は現存最古の作例を含む7点の洛中洛外図屏風や、江戸図屏風、あるいは各種の江戸鳥瞰図、絵図、錦絵など、都市を描いた豊富な絵画資料を所蔵していますが、本企画展示では、それら豊富な館蔵の絵画資料を中心に、わが国の中・近世都市がいかに描かれてきたのかをご覧に入れるものです。〉
  • 開館記念展I「日本を祝う」
     3/30〜6/3 サントリー美術館
     〈<祥>・<花>・<賀>・<宴>・<調>という祝祭性にあふれる5つのテーマで構成され、館蔵品約150件により、会場全体で生きる喜びを伝えます。初のお披露目となる新しい美術館の建築や展示空間は、個々の館蔵品から新たな魅力を引き出します。〉
  • 春の優品展「水墨画・古筆と陶芸」
     3/31〜5/6 五島美術館
     〈館蔵品の中から、絵画(室町時代水墨画・近代日本画)、書跡(平安・鎌倉時代の古筆)と陶芸(桃山・江戸時代のやきもの)の名品約60点を選び展観。国宝「源氏物語絵巻」を4月28日(土)から5月6日(日)まで特別展示予定。〉