4月に始まる展覧会から日本およびアジアの文化・芸術・宗教関連と思われるものをピックアップします。開始日順。まずは4月前半分。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- マイミュージアムギャラリー「老大師墨跡・茶道具・床置展」
岐阜県博物館
4/1-5/9
〈妙心寺などの管長や老師が書いた書画のコレクションを紹介します。東海猷禅、関無学、春見文勝といった岐阜県出身の妙心寺管長の書をはじめ、併せて各種茶道具や床置を展示します。〉
- 「爽やかな日本美術 風・流れ・涼の表現」
大倉集古館
4/1-6/6
〈英一蝶「大井川富士山図」や川合玉堂「高嶺の雲」など近世近代の諸作品により、山景や滝、川の流れなどに表わされた爽快な趣向を選び展示を構成いたしました。〉
- 特別展「平城遷都1300年記念 大遣唐使展」
奈良国立博物館
4/3-6/20
〈山上憶良、吉備真備、最澄、空海らゆかりの品をまじえ、遣唐使たちが駆け抜けた時代の熱気を今によみがえらせる貴重な文化財の数々を展示します。〉
- 「日本の美・発見III 茶 Tea 喫茶のたのしみ」
出光美術館
4/3-6/6
〈出光コレクションより茶道具、煎茶具、またこれらに関連する書画・工芸の優品、約120件を一堂に展示いたします。〉
- 特集展示「遺跡から見た奈良時代の大阪 難波宮とその周辺」
大阪歴史博物館
4/7-5/31
〈奈良時代の難波宮の近年の成果だけでなく、奈良時代の農村部などの出土品を展示し、奈良時代大阪の多様な生活の様子を紹介します。。〉
- 特別展「江戸を開いた天下人 徳川家康の遺愛品」
三井記念美術館
4/14-6/20
〈武器・武具をはじめ書画、茶道具、文具、調度品など徳川家康が日ごろ愛用していた遺愛品を中心に紹介し、家康の幅広い教養と趣味、科学的で世界的な視野をもった文化人であった横顔に迫ります。〉
- 特別展「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」
山梨県立博物館
4/17-5/31
〈チンギス・ハーンの生涯と世界最大のモンゴル帝国を紹介する本格的な展覧会です。中華人民共和国・内モンゴル博物院の協力により中国一級文物54点を含む159点の文物からモンゴル騎馬遊牧民族の足跡を辿ります。〉
- 特別展「本願寺展 ひもとかれる壮大な歴史絵巻」
北海道立近代美術館
4/17-5/23
〈親鸞聖人と歴代門主の肖像や絵巻物、浄土真宗の教えを記した『教行信証』等の典籍類をはじめ、国宝「三十六人家集」に代表される雅やかな古筆、堂宇・書院の壮麗な障壁画等、国宝5件、重要文化財27件を含む約150件。〉
- 特別展「能の雅(エレガンス) 狂言の妙(エスプリ)」
米沢市上杉博物館
4/17-5/23
〈国立能楽堂が収集した貴重な資料、能・狂言面・装束、楽器、絵画、文献資料など約180件を展示し、日本美の結晶ともいわれる能楽の文化と歴史をご紹介いたします。〉
〈後半につづく〉