仏報ウォッチリスト

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 切手になった仏像

東京都豊島区の切手の博物館で、09年1月6日から3月29日まで、企画展示「ザ・仏像」展が開かれます。
点数は約45ヵ国(地域を含む)500点余り。構成は、世界最初の仏像切手・日本最初の仏像切手/国・地域ごとの紹介/日本の仏像切手特集。

本展は、切手の博物館が所蔵する切手約30万種から、仏像や仏画をモチーフとした切手を中心に、発行国・地域別に紹介するものです。
仏像切手のほとんどは、自国・地域の歴史や文化を内外に紹介する目的で発行されています。しかし、自国にはない仏像を取り上げた切手もあります。異文化を認め、世界共通文化財をテーマとした切手です。手のひらより小さな仏像切手は、私たちに大きな文化交流の世界を気づかせてくれることでしょう。

同展サイトに図版付きで紹介されている切手の絵柄は「ハッダ遺跡のガンダーラ仏」「アンコール・トム遺跡の仏頭」「鎌倉の大仏」「奉先寺全景」「スコータイ遺跡の仏像」「興福寺・阿修羅像」。
なお、同館は「切手で入館できます ※裏のりのない切手、目打ち欠け、折れのある切手、変色した切手などは、使えません」(利用案内ページより)だそうです。