仏報ウォッチリスト

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 お寺で催す必然性

最近の新聞報道から。

毎年おなじみの行事です。主催しているのは清水寺ではなく、あくまで日本漢字能力検定協会なのですが、お寺の境内を使った演出はすっかり定着していますね。

さて、この時期お寺でのイベントとして有名なのが「義士祭」。泉岳寺のニュース記事はなぜか見つからず、代わりにこんな話題がありました。

義士祭は1908年に福岡市博多区崇福寺で始まり、その後東京へ。今年は第1回から100年目に当たるといいます。
それにつけても「怨みに報いるに怨みを以てした」連中をも手厚く扱う懐の深さよ。
そのほか、お寺での単発の催しとしましては、

映画「ナショナル・トレジャーリンカーン暗殺者の日記」の特別試写会が全国5都市の国宝・重要文化財施設で行われ、宮城県松島町の瑞巌寺では通常非公開の本堂で上映。堂内は火気厳禁なため、毛布とカイロが配られました。
ついでにもう一つ、これはちょっと不可解。

和歌山県日高川町は、08年4月に焼き鳥の長さ世界一に挑戦する舞台を、同町の道成寺境内に決めました。目指す記録は山口県長門市の20.71mを上回る21mだといいます。
なぜ、なまぐさものの調理をあえてお寺で? 供養も兼ねているのでしょうか。