最近の新聞報道から。
- 今年の漢字は「偽」、清水寺で森貫主が揮毫(読売新聞12/13付)
毎年おなじみの行事です。主催しているのは清水寺ではなく、あくまで日本漢字能力検定協会なのですが、お寺の境内を使った演出はすっかり定着していますね。
さて、この時期お寺でのイベントとして有名なのが「義士祭」。泉岳寺のニュース記事はなぜか見つからず、代わりにこんな話題がありました。
- 義士祭、博多が元祖 提唱者の志、泉岳寺で継承(西日本新聞12/11付)
義士祭は1908年に福岡市博多区の崇福寺で始まり、その後東京へ。今年は第1回から100年目に当たるといいます。
それにつけても「怨みに報いるに怨みを以てした」連中をも手厚く扱う懐の深さよ。
そのほか、お寺での単発の催しとしましては、
- 僧侶が厳重監視! 瑞巌寺で映画試写会(スポニチ12/14付)
映画「ナショナル・トレジャー/リンカーン暗殺者の日記」の特別試写会が全国5都市の国宝・重要文化財施設で行われ、宮城県松島町の瑞巌寺では通常非公開の本堂で上映。堂内は火気厳禁なため、毛布とカイロが配られました。
ついでにもう一つ、これはちょっと不可解。
- 焼き鳥世界一は道成寺で(朝日新聞12/11付)
和歌山県日高川町は、08年4月に焼き鳥の長さ世界一に挑戦する舞台を、同町の道成寺境内に決めました。目指す記録は山口県長門市の20.71mを上回る21mだといいます。
なぜ、なまぐさものの調理をあえてお寺で? 供養も兼ねているのでしょうか。