仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

(3)2003.9〜2004.3

《仏報》の過去の〈更新履歴〉をまとめて貼りつけておきます。【3/全5回】


2004/3/30

 〈話題〉欄に「バーミヤンで教育センター起工式」を追加。このニュース、朝日新聞本紙1面中央に写真入りで載っているわりには、なぜかウェブではどこも報じていません。

 だいたい、施主が誰なのかさえ記載本文だけでは不明。同記事の後半には「日本ユネスコ協会連盟は募金キャンペーンをしている」という記載があり、その詳細は同新聞Web(3/23付)にありました。



バーミヤンの文化支援、募金のお願い
  日本ユネスコ協会連盟アフガニスタン政府の要請を受けて、同国に「バーミヤン教育文化センター(仮称)」を設立します。世界遺産に登録された貴重な文化財を守る支援事業の一つで、同センター建設に向けた募金キャンペーンを始めます。

 今月20日から年末まで。(1)一般募金(2)銘板名入れ(個人1口1万円から、団体1口10万円から)。特別協力・朝日新聞社

 つまり朝日新聞は当事者なわけですね。

 なお、ユネスコの「バーミヤン文化支援キャンペーン」のページによると、インターネットからもクレジットカード決済で募金できるそうです。

2004/3/25

  京都で行なわれる「南禅寺」展を紹介するページが新たに公開されていましたので、〈記事〉欄の主催者情報を入れ替えました。

 キャッチフレーズが変わりました。東京展(1/20〜2/29:東京国立博物館)では「禅林の美 京の至宝」だったのですが、京都展(4/6〜5/16:京都国立博物館)では「名宝でつづる、スーパー禅寺物語。」となりました。


2004/3/20

 〈話題〉欄「4件が国宝に」の補足。

 1)「慧可断臂図」について、雪舟のこれまでの国宝指定5点はすべて山水画で、人物画としては今回が初指定。

 2)「中尊寺金色堂」について、天蓋は以前から工芸品として国宝でしたが、このたび美術工芸品に所属を変更して仏像とともに新指定。

 以上は朝日新聞の記載から。ちなみにその朝日新聞記事のリストアップは「主な」答申内容だそうなので、すべてを数え上げている情報はないものかと検索してみましたら、共同通信の配信記事を忠実に伝えた東奥日報が完璧でした。「仏教関連」の指定物はここから抽出しました。

 ところで「仏教関連」の基準って一体なんだというと、ただ品目に仏教用語が付いていたり、所有者がお寺だったりするものを拾い上げただけのこと。決して文化審議会がそうおっしゃっているわけではありませんので。

2004/3/15

 〈記事〉欄の2月分を本編から切り離して「アーカイブス」フォルダに移動しました。

 ところで、このところ相次いで遺跡が発掘された明日香村で3月13日に「トリプル現地説明会」が行なわれ、現地新聞の報道によれば、飛鳥京跡2カ所と島庄遺跡に考古学ファンのべ約1万7000人が訪れたそうです。

 別に石組みが腐るものでもないし、何もそんなに慌てなくても、と思いましたら、「遺構は現地説明会終了後、すべて埋め戻される」のだとか。そりゃ急ぐわけだ。

2004/3/11

 〈話題〉欄の情報がめっきり減っています。特に全国紙掲載のニュースが。そういう時季なのか、それとも何かマスコミの編集方針が変わったのでしょうか。

 ピックアップする側の当方の眼がだんだん厳しくなってきたというのもあるのでしょう。開花とかライトアップとか年中行事とかという毎年恒例の報道を今さら取り挙げてもねえ。

2004/3/7

 〈話題〉欄の12月分と〈予定〉欄の2月分をそれぞれ切り離して「アーカイブス」フォルダに移動しました。

 それにしても、このところデータ量の増え方がやたらと早いのが〈記事〉欄です。当サイトではいちおうファイルサイズ40キロバイト程度をめどに、これを超えたら古い部分を新たなファイルに切り出すようにしております。〈記事〉欄は1週間前に軽くしたばかりなのですが、すでに重量オーバーしています。

2004/3/5

 当サイトがお世話になっているインターネットサーバーからは、アクセス数など数々のデータが日ごとに提供されております。その中で注目は「キーワード」の項目。これは当サイト訪問者が一体どんな言葉を検索してここにたどり着いたかを集計したものです。ここ2か月の上位は次の通り。



【2月のキーワード】(サイトレポート2004/2/1 - 2/29)

1. 岡崎つぎみ

2. 在家仏教協会

3. 空き家バンク

4. 宝誌和尚立像

5. 坂東性純

6. 鈴木君代

7. 宝誌和尚

8. 金光洋一郎

9. 坊さんになるには

9. 古都の森観光文化協会

9. 田中幸次郎

9. 身体は最高のミステリー

13. 世界の宗教分布図

14. 横内祐一郎

14. 嶋野栄道

14. 藤波源信

14. 柳沢善幸

18. 小泉淳作

18. 高田明

18. 本郷陵苑

18. 田原亮演

    (以下略)

 【1月のキーワード】(サイトレポート2004/1/1 - 1/31)

1. 永尾雄二郎

2. 在家仏教協会

3. 宗教と差別

4. 坂東性純

5. こもれび舎

5. ヒマラヤに聖者を求めて

5. 身体は最高のミステリー

8. 永尾 雄二郎

9. こもれび舎舎監 栖雲幸雄

9. 平岡右照

9. 宮田雄史

12. 栖雲幸雄

12. 日本の観音像

12. こもれび舎舎監 栖雲幸雄

12. 三輪真純

12. 八瀬かまぶろ喜鶴亭

17. 山王宮曼荼羅

17. 小倉百人一首文化財団

17. 鈴木君代

17. 在家僧侶

17. 木下勇作

17. えなりかずき一休さん

17. 藤波源信

17. 夏樹静子 身体は最高のミステリー

17. 松本修

    (以下略)

 というわけで、圧倒的に強いのがNHK「こころの時代」の出演者名です。きっと番組を見て・聞いて、その人のプロフィルをもっと詳しく知りたいと検索サイトに打ち込んでみる人が多いのでしょう。

 ところが、当サイトに来て得られるのは、たいていその放送予定の予告だけ。訪問者の要望にはお応えできていないわけです。まったく面目ないことです。

2004/3/1

 3月になりました。仏報サイト更新担当のカズキヨです。神仏のお加護もなく、花粉症に苦しんでおります。

 〈記事〉欄の1月分と〈新刊〉欄の12月分を、それぞれ親ファイルから切り離して「アーカイブス」フォルダに収納しました。

2004/2/27

 毎度開くのが楽しみな産経新聞の「News-Minute」。その見出しの文字数について、だんだん崩れてきていると本欄2/8付には記しましたが、実は日によってムラがあるというのが正しいようです。

 例えば2/26はこんな感じ、



22:39 女子十二楽坊が曲を無断使用

22:19 円、1ドル=109円台後半

21:59 平塚市の感染牛は神奈川県産

21:34 北朝鮮、全面的核停止を提案

21:19 アパート火災で男女2人死亡

21:01 スクールバス、女児巻き込む

20:45 マケドニア大統領専用機墜落

20:25 露のカフェ爆発死者15人に

20:06 英が国連事務総長の会話盗聴

19:55 メルシャンがワイン販売首位

19:35 団地の修繕積立金1億円着服

19:20 カフェで爆発、客ら9人死亡

 で、これに対して2/24の記載は、


12:07 「解任は適法」と国交省

11:58 50%維持は一部世帯に限定

11:46 武井前会長、保釈金3億円

11:45 新たに85人が補償請求

11:22 東証、1万689円36銭

10:55 米、破壊兵器未発見で釈明

10:43 米朝、歩み寄り模索へ

10:33 核問題解決に向け討議

10:10 6カ国協議がスタート

10:03 年齢問わず臓器提供可能に

09:56 国公立大2次試験始まる

09:35 強豪対決は引き分け
 
 誰かいるんでしょうね、ぴたっと揃えないと気が済まない潔癖な担当者が。

2004/2/24

 だんだんとわかってきました。



 中国沿海地方浙江省海寧市の農村にある寺院で2月15日午後、火事があり、焼け跡から参拝者39人の遺体が発見された。
 これが新華社電を伝えた読売新聞(2/16 1:57Web)の第一報。

 続いて、


 中国沿海部の浙江省海寧市で2月15日午後2時15分ごろ、わらぶきの廟から出火し、参拝者40人が死亡し、3人がけがをした。死亡した参拝者はいずれも女性で、生まれ変わりを信じる「迷信活動」の最中に失火。……
 これは同じく新華社電を伝える朝日新聞(2/16 20:29Web)の記事。

 そして、


 ……当初は寺院から出火したと伝えられていたが、その後の調べで、村内のわらぶき小屋の中で民間信仰の活動中に失火したことが判明。小屋に引火して燃え広がったとみられる。同省公安当局は活動を主宰していた男性を拘束した。
 これが新華社電を伝えた共同通信ニュースを報じた産経新聞(2/17 0:53Web)の記事。

 ということで、寺院 →廟 → わらぶき小屋 と変貌。続報を待っておりましたがどうやらこの件は打ち止めのようです。

2004/2/20

 美術展について興味深いお話を読みました。横浜美術館館長が朝日新聞(東京本社発行)2004年2月19日付夕刊7面(マリオン)の連載「美の経済学」に記した文章です。一部を書き写します。


 ……国立西洋美術館の場合、特別料金を取る展覧会はふつう年3回開催しているが、そのなかで自前の展覧会は1本だけ。……ほかの2本は新聞社・テレビ局を共催者とする。……原則として経費は全額共催者が負担する。こちらは観覧料が通常1300円。そのうち420円が…独立行政法人の財布に入り、残りはすべて新聞社・テレビ局のものとなる。420円とは国立の美術館・博物館の常設展観覧料(消費税込み)に当たる。……

  ??雪山行二「観覧料の配分 今も続く攻防」

 国立の美術館・博物館の予算は少ない、だから観覧料の配分を巡って攻防が絶えない、というのが全体の趣旨です。

 初めて思い知ったのは、共催者が利潤を得るために出資をしていたのだという当たり前の事実です。だって、文化的に意義のある内容だから採算は度外視で、無償で、手弁当で、ってなイメージがあるじゃないですか。世の中そんなに甘くはないとはいえ、まさかこれほどまでスポンサー優位の世界だったとは。

 だから展覧会の会期が近づくと、そのテーマを巡って「大発見」があったなどという見出しが共催新聞社の紙上に躍ったりするわけですね。いやはやご苦労さまです。

2004/2/18

 奈良の鹿ニュース2題。


奈良で人気の白鹿死ぬ

 産経新聞(2/16付Web)によれば、雄の白鹿「シロ」が肝炎のため死んだと奈良の鹿愛護会が発表しました。同会によるとシロは9歳で、人間でいうと40歳前後。2歳の時に交通事故で足を骨折し、同会が保護。昨年6月奈良公園に復帰後、観光客らに追い掛けられるなどして両方の後ろ足を疲労骨折し、再び保護されていましたが、2月11日朝に死んでいたといいます。

鹿が変える春日山原始林

 朝日新聞(2/17付Web)によれば、奈良市春日山原始林に、中国原産のナンキンハゼが侵入しています。ナンキンハゼは奈良公園の街路樹として植えられたもので、種子が主に鳥のフンに混じって運ばれることに加え、同公園に生息する鹿が原始林自生のカシとシイの若木を食べることが原因とみられています。文化庁記念物課では鹿の繁殖を抑えるよう奈良県に求めています。

 かたや有名人並みの訃報、かたや世界遺産を食い散らす容疑者扱い。いずれにしても生きにくそうで気の毒です。


2004/2/15

 快挙?!

 読売新聞(2/13付Web)によれば、月刊総合誌「文藝春秋」3月号(文藝春秋刊)の部数が2月13日、100万部に達しました。同誌の部数が100万の大台に乗ったのは「昭和天皇独白録」を載せた90年12月号(105万部)以来だそうです。

 文藝春秋3月号といえば、「特別企画・仏教入門」が特集されていることで、〈記事〉欄に見出しを載せました。

 もちろんこの部数の伸びは、仏教特集のおかげでは(たぶん)なく、最年少芥川賞受賞作2作(金原ひとみさん「蛇にピアス」と綿矢りささん「蹴りたい背中」)が掲載されたからなわけですが。

 しかし、100万人の手に仏教入門があると想像すると、ちょっとわくわくします。

2004/2/12

 最近の新刊から、「これは仏教書じゃないでしょ?」。


「ラジオの仏」山本直樹=著 平凡社 1800円 03年12月刊

〈鬼才・山本直樹の創造の原点? 30年間記録し続けた夢を辞書形式に再構成。幻想的な文章と書き下ろし挿し絵で綴る、全201項目の「夢の百科全書」を公開!〉

黒い仏殊能将之=著 講談社 講談社文庫 580円 1月刊

〈9世紀の天台僧・円載にまつわる唐の秘宝探しと、1つの指紋も残されていない部屋で発見された身元不明死体。無関係に見える2つの事柄の接点とは? 日本シリーズに沸く福岡、その裏で跋扈する2つの力。複雑怪奇な事件の解を、名探偵・石動戯作(いするぎぎさく)は、導き出せるのか?賛否両論、前代未聞、超絶技巧の問題作。〉

「京都に蠢く懲りない面々」湯浅俊彦、一ノ宮美成、グループ・K21=著 講談社 講談社+α文庫 780円 1月刊

〈驚愕!!マスコミが報じない現代のタブーに鋭く迫る!! 指定暴力団会津小鉄、佐川急便、三和銀行京都市役所、崇仁協議会、阿含宗東本願寺裏千家……。京都の暗部にメスを入れた衝撃のノンフィクション!〉

 この「仏教書じゃない」というピックアップは、実は2002年9月から長々と続くシリーズで、今回で7回目となります。ご興味があれば、過去のこちらのサイトの履歴で探してみてください。


2004/2/8

 産経新聞ウェブサイトのデザインが、2月4日からでしたか、新しくなりました。ずいぶん地味な色使いになったなあという印象ですが、嫌いではありません。

 驚いたのは画面右側の「News-Minute」という欄。なにがすごいって、一刻を争うダイジェスト記事なのに、見出しがすべて全角13文字で揃えてあるのです。お見事!

 ……と、固唾を呑んでこの几帳面な見出しの行く末を見守っておりましたら、日を追うごとに1字欠け、2字欠けしてきました。このくらいがむしろ気負いすぎなくていいですよ。

2004/2/6

 仏報各欄のデータが膨れあがってきたので、それぞれ過去1か月分を切り取って過去帳へ移しました。これで〈話題〉欄を除いて、ほぼ2004年の情報ばかりになりました。

 たまには「更新履歴」のページにふさわしい書き込みをしてみました。

2004/2/3

 新聞社サイトが一斉に豆まきのもようを写真付きで報じています。毎日新聞は千葉県成田市成田山新勝寺の節分会、朝日新聞と読売新聞は大阪府寝屋川市成田山不動尊明王院)の節分祭、産経新聞はご丁寧に新勝寺と大阪別院の両方を時間差で報道。

 寝屋川のほうは成田山の大阪別院ですから同系列です。節分の行事は各地でもっといろいろあるでしょうに、まるで示し合わせたようで、何か取り決めでもあるのかと勘ぐりたくなります。

 ちなみにゲストは、成田山新勝寺が「大相撲初場所で全勝優勝した横綱朝青龍関や、NHK大河ドラマ新選組!』に桂小五郎役で出演している俳優の石黒賢さんら」、成田山不動尊は「関西を舞台にしたNHK朝の連続ドラマ『てるてる家族』のヒロインを演じる石原さとみさんら」ということで、共通項はNHKでした。

2004/2/1

 月が変わりました。仏報サイト更新担当のカズキヨです。この欄では更新記録のほか、本編からこぼれ落ちた情報を随時掲載いたします。

 昨日から詳細の点検が続いています。だいぶ軽くなったはず。見た目は変わりませんが、HTMLソース上は。

2004/1/31

 サイトをリニューアルしてほぼ1か月、まず土台を作り後からゴテゴテとくっつけていって改めて良く見たら、なんだか意味のない余白とか無駄がたくさんあるので、ただいま詳細を見直し中です。ゴテゴテは「後手後手」だったようです。

2004/1/27

 立て続けに一般の週刊誌で仏教関係の記事がありましたので、〈記事〉欄に3本加えました。

 ニューズウィーク日本版1/28号の「お寺マニアは博物館をめざす」は、南禅寺展などについて全2ページの記事。

 週刊朝日2/6号「冬京都で宿坊に泊まる」は妙心寺大心院月真院ほか全4ページ。

 週刊女性2/10号「プチ仏教体験ガイド」は円覚寺の坐禅、長谷寺の写経など全4ページです。

2004/1/23

 このところ神道の関係の新刊を多く見かけます。厳密にチェックしたわけではありませんが、気づいたものだけ。

■「古神道行法入門」大宮司朗=著 原書房 2000円 10月刊

古神道五大神法である「言霊神法」「鎮魂帰神法」「太古真法」「霊胎結成法」「禊行法」を実践・体得することの意味を探り、この知られざる秘教の神髄に迫る試み。〉

■「わが家の宗教 CDブック 神道三橋健=編 大法輪閣 2000円 11月刊

〈日本人なら知っておきたい神道の心と世界を紹介。田森を守り、あらゆる宗教・民族との共生を説く神道が、いま注目されている。その歴史・理念から、神々・神社の案内、神棚の祭り方までを易しく解説。〉

■「神道スピリチュアリティ鎌田東二=著 作品社 1900円 11月刊

神道を歴史の桎梏から解き放ち、生命の讃歌として謳い上げる、日本精神史研究への華麗なる冒険。石笛・神道ソングオリジナルCD付き〉

■「日本語と神道」茂木貞純=著 講談社 1400円 12月刊

〈日本語(やまとことば)のルーツを探れば日本人のアイデンティティが見えてくる〉

■「易と日本の祭祀 神道への一視点」吉野裕子=著 人文書院 2200円 12月刊

聖徳太子憲法十七条の数字の意味、伊勢神宮祭神に密着する不可思議な聖童女大物忌など古代信仰をめぐる謎は夥しい。日本の祭りや信仰を易と陰陽五行思想の観点から再検討し、鬼門や厄年などの俗信に新しい証明を投げかけて古代理解にユニークな地平を切り開く。〉

■「「日本の神様」がよくわかる本 」戸部民夫=著 PHP研究所 629円 1月刊

〈日本には太古の時代から数多くの神様が存在する。我々にとってなじみ深い八百万神の起原からご利益までを紹介した神様ガイドの決定版。〉

 正月前後だから、とかって関係あるんでしょうかね。なんにしても、宗教の棚がにぎやかになるのは喜ばしいことです。

2004/1/19

 本日、アクセス数のカウンターが「20000」を突破しました。このところ、1日約100カウント増のペースです。

2004/1/16

 4月から毎日新聞マイクロソフトがニュースサイトを統合して共同運営するとの報道。メディア業界も大きく変わってゆくのだ、などというわけ知り顔の感慨は二の次で、目下の心配は、毎日サイトの連載「トラブル訪ねて三千里」の行く末です。愛読しているのですけど、話題の中心はマックですから、やっぱり打ち切られちゃうのかなあ。

2004/1/15

 さいきんよく、

 _| ̄|○

 という絵文字を見かけます。がくっと落胆している姿を示しているのでしょう。雰囲気がよく表わされていると思います。

 さて、「仏報」のアドレスが変わったので、「Yahoo! JAPAN」に変更の通知を出しました。これまで「Yahoo!カテゴリ」では〈Yahoo! JAPAN - 生活と文化 > 宗教 > 宗教別 > 仏教〉に登録していただいておりましたので。

 ところが本日、当該ページを開いてみましたら、登録内容が変更されるどころではなく、登録そのものが抹消されていました。

 なんだか余計な連絡をして墓穴を掘ってしまったようで、悔やまれます。

 まさに _| ̄|○ の気分。

2004/1/11

 〈記事〉欄の定期月刊誌をまとめて更新。トップページの同欄の項目は総入れ替えの様相です。

2004/1/7

 〈話題〉欄に「正月三が日の初詣客数」についてのニュースを追加。総数は警察庁の統計史上過去最多を記録しながら、1位から3位までの各参詣者は軒並み「▼」つまりマイナス。これは単純に裾野が広がっていると考えて良いのでしょうか。

 ちなみに同欄の1年前の記載をみると、昨年の初詣客は合計8622万人ですから、昨年比3%増です。

2004/1/6

トップページにカウンターを設置しました。
カウンター値は旧サイトの本日付けの数字である「18790」を引き継ぎました。ですからこのアクセス数は、1998年12月の協会ホームページ開設以来の累計となります。

2004/1/3

トップページの仮サイトを作成しました。

サイトの内容は大きく分けて2つ。協会の活動案内と、仏教一般の情報(略して)「仏報」です。

仏報のこれまでの経緯についてはこちらのサイトをご覧ください。


基調に用いているグリーン(#33CCCC)は、協会で昨年出版しました『いのちゆたかに』の表紙の色を踏襲しました。

2004/1/1

サイト管理担当のカズキヨです。

本日、当サイトを新たにアップロードしました。

と言ってもこれまでのサイトを新しいこのアドレスに改めてリンクしただけですが。

これからじっくりと構築してゆきます。まずはご挨拶まで。

2004/1/1

 「仏報」のコンテンツは社団法人在家仏教協会のサイトに移動しました。

 ご参考までに、「仏報」開設時からの経緯は次の通りです。

■2001/09/01 情報収集開始

■2002/01/01 開設準備始動

■2002/01/15 当サイト公開


■2002/03/06 〈goo〉から〈HOOPS!〉へ引っ越し

■2002/04/19 〈Yahoo! JAPAN〉仏教カテゴリに掲載

■2002/04/23 アクセス数が開設以来1000ヒットを記録

■2002/04/23 「新聞」「雑誌」を統合し「記事」欄を新設

■2002/06/01 「更新履歴」を記す欄を新たに設置

■2002/07/11 〈Open Directory〉 でクールサイト認定

■2002/08/29 アクセス数が開設以来5000ヒットを記録

■2002/10/01 〈HOOPS!〉から〈infoseek〉へ引っ越し

■2002/10/29 〈infoseek〉から〈Tripod〉へ引っ越し

■2002/12/18 アクセス数が開設以来1万ヒットを記録

■2003/06/23 アクセス数が開設以来2万ヒットを記録

■2003/09/01 〈Tripod〉から〈infoseek〉へ引っ越し

■2003/11/12 アクセス数が開設以来3万ヒットを記録

■2004/01/01 社団法人在家仏教協会のサイトへ引っ越し

 


12/31

 年末の在庫整理中、特に書籍情報。メモだけしておいて詳細が調べられないまま、すでに新刊ではなくなっているものも。まあ今年出た本ということで〈新刊〉欄に13冊追加。

 そしてインターネット上では版元サイトの情報が見つからないものを下に掲載します。情報源は法蔵館書店ニュース、一般紙広告ほか。


■??版元のサイトなし??■

廃仏毀釈百年 虐げられつづけた仏たち』

  佐伯恵達=著/鉱脈社/2000円

大乗仏教の玄関から奥座敷まで 我他彼此をこえて』

  新島正著/潮文社/1300円

親鸞聖人の宗教批判 ほんとうの宗教をみる眼』

  稲城選恵=著/永田文昌堂/600円

『誰にもわかる仏教 真実の幸せとは』

  寺下幸照著/永田文昌堂/2500円

『香りを聞く』

  大田利生=著/永田文昌堂/1200円

『パーリ仏典 第二期2 長部(ディーガニカーヤ)戒蘊篇』

『人生晩年の随想』

  稲城選恵=著/永田文昌堂/900円

『捨ててこそ 今なぜ在家仏教なのか』

  杉本正信=著/永田文昌堂/2300円

  片山 一良訳/大蔵出版/9500円

『摩訶止観と正法眼蔵 第四巻』

  山内舜雄=著/大蔵出版/18000円

『大智度論による仏教漢文読解法』

  伊藤丈=著/大蔵出版/2400円

上野国における 禅仏教の流入と展開』

  山本世紀=著/刀水書房/7800円

『女性と穢れの歴史』

  成清弘和=著/塙書房/2300円

『平野修選集 第8巻 浄土の教行証「教行信証」信巻講義』

  平野修=著/文栄堂/5238円

空海の「ことば」の世界』

  村上保壽=著/東方出版/2800円

『仏の願いに遇う 真実の行と親鸞聖人の教え』

  梯實圓、久堀弘義=著/自照社出版/800円

『護法童子信仰の研究』

  小山聡子=編/自照社出版/6000円

『おしゃかさま6 かがやくたびじ』

  豊原大成=文、小西恒光=絵/自照社出版/952円

『最明寺本往生要集 索引編』

  築島裕ほか=編/汲古書院/20000円

■??サイトはあるが掲載なし??■

『極楽浄土体験記』

  常慶耕一=著/叢文社/1600円

『浄土と往生』

  櫻部建=講述/平楽寺書店/700円

『業・宿業の思想』

  櫻部建=講述/平楽寺書店/850円

『仏教と自然』

  日本仏教学会=編/平楽寺書店/7200円

『今、私たちは何を知るべきか 新しい仏教のわかる本』

  松涛弘道=著/日本図書刊行会/1800円

『釈迦と維摩 小説維摩経

  三田誠広=著/作品社/1600円

『ブッダ 生涯と教え』

  ヴェロニック・クロンベ=著、今枝由郎=訳/大東出版社/2200円

『現世利益 この世のすくい』

  藤田徹文=著/探究社/2200円

スピリチュアリティの現在 宗教・倫理・心理の観点』

  湯浅泰雄=監修/人文書院/2500円

『木喰仏』

  寺島郁雄=写真、矢島新=解説/東方出版/20000円

『ジャ−タカとブッダのお話』

  矢口卓、永井泰子=著/グラフ社/1238円

『異空間の探究と仏教 宮沢賢治春と修羅第一集「序」文の解釈』

  中川秀夫=著/新風舎/1100円

 なんだかまだ取りこぼしがあるようでサッパリとしませんが、とりあえず2003年はここまで。

 

12/26

 〈予定〉欄に「京の冬の旅キャンペーン」を追加。あれ?この京都市のサイトにある日程はJRグループの発表と違って、12月1日から3月18日までとなっております。

 さて京都といえば、かつてJR東海が「そうだ 京都、行こう。」ホームページで、近日中にメールマガジンを発行すると言っていたはずなのですが(本欄9/15付参照)、いつの間にかその予告文が消えてしまいました。

 

12/22

 版元のサイトが不明の雑誌1点。

■エン創刊号 ライフデザイン社 680円 (創刊情報

  特集 詩人・谷川俊太郎「別れのかたち」

  100人に聞きました

    「自分のお葬式について、考えたことありますか?」

  追悼 キャサリン・ヘップバーン

  極私的空間 雲と添い寝(宮崎光)

  「生前計画」って知っていますか?

  こだわり仏壇情報

  霊園情報

 版元のサイトはありますが各号の目次情報がない雑誌2点。

歴史群像12月号 学研 930円

  戦史検証 戦国本願寺

■いきいき1月号 ユーリーグ 1年6600円

  ひとりでも歩ける京都

    まずはなごみの銀閣寺界隈から

    京都の人が教えてくれたふだんづかいの店

  いきいきはお遍路の旅 募集開始

    私のお遍路です 喜多郎さん

 インターネットというやつは、「存在のありか」を検索させるとめっぽう頼りになるのですが、「存在しないこと」を証明するとなるとこれがひと苦労なんですわ。

 これらの雑誌3点も、書店の店頭であるいは新聞広告で見かけたあと、あらためてウェブ上で誌面情報をさんざん探し回った末にとうとう見限りました。

 

12/18

 そうとうお腹立ちのご様子です……。

■落雷で春日山原始林の立ち木焼く

 毎日新聞(12/17付Web 23:37)によれば、12月17日夜、奈良市春日野町の春日山原始林から火があがり、立ち木や倒木約5本が燃えました。出火当時は奈良県内全域に雷注意報が出ており、落雷が原因とみられます。

 で、その約8時間前の報道。

■儀式の静寂を携帯と私語がぶち壊す

 毎日新聞(12/17付Web 15:00)によれば、12月17日未明に春日大社であった春日若宮おん祭の「遷幸の儀」の神秘的な雰囲気を、見物人の携帯電話から漏れる光や私語がぶち壊す光景がしばしば見られました。遷幸の儀は、民の救済と五穀豊穣を願いすべての明かりを消した参道を神霊が移動する、平安時代末期から続く儀式。今年は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)誕生1000年記念の年で例年の4倍近い約1500人が訪れた中で、大学のゼミ生らとみられる女性中心の約600人の集団が直前まで関東ふうの発音でぺちゃくちゃしゃべっていたといいます。

 火事の原因は落雷だといくら説明されたって、きっと誰しも「神様がお怒りなんだ」と思うに違いありません。

 

12/14

 〈話題〉欄に12月12日付けのニュース3件追加。ムラがあるんですよね。まあ、どうせ出たとこ勝負、細かいことで思い煩うのはやめましょう。

 ところで、その〈話題〉のひとつの日本学士院って、定員があるのだそうです。読売新聞の記事によると、定員150人でこのたびの新入会により139人となりました。同院ホームページの名簿によれば、会員は7分科に分かれ、第1部第1分科が「文学・史学・哲学」。平成15年9月現在、顔ぶれはこの25名です。

 市古貞次(国文学)、長尾雅人(仏教学)、平井正穂(英文学)、登張正實(ドイツ文学)、鈴木敬(中国絵画史)、久保正彰(西洋古典学)、辻村公一(哲学)、荒松雄(南アジア史)、築島裕国語学)、中根千枝(社会人類学)、中川久定(フランス文学)、児玉幸多(日本史)、永井博(哲学・科学哲学)、山田晶(西洋中世哲学)、西田龍雄言語学)、岩崎英二郎(ドイツ語学)、秋山虔(日本文学)、原實(インド古典学)、田仲一成(中国文学)、源了圓(日本思想史)、荒井献(新約聖書学)、吉田民人(社会学)、金谷治(中国哲学)、尾藤正英(日本史)、伊藤貞夫(西洋史学

 

12/11

 〈話題〉欄の連続更新記録が12月9日でとぎれました。ほっと一息。そして今度は一転、連続「無安打」の予感……。

 

12/7

 よくもまあ続くなあ、と思います。〈話題〉欄の連日更新が、もうかれこれ連続10日間。基本的にニュースの発生を待つことしかできない受け身な姿勢なので、無い時は1週間近く無かったりするわけですが。

 

2003/12/3

 〈話題〉欄に「清水の舞台でベトナムのファッションショー」を追加。

 ファッションショーといえば、こんなニュースもありました。

■松山の専門学校生がお遍路装束を発表

 毎日新聞(11/30付Web)によれば、愛媛県松山市松山女学院専門学校で11月30日に開かれたファッションショーで、癒やしをテーマにしたお遍路装束を学生らが発表しました。白装束ベースでシースルー素材にも挑戦し、吸湿・耐久性に優れ実用性も良好だそうです。

 仏教+ファッションというと、次はお袈裟か、墨染め衣でしょうか。

 

11/30

 ひさしぶりに当サイトのリンクページのリンク先を確認しましたら、infoseek(インフォシーク)のカテゴリ分けが変わっていました。

 これまで仏教関連サイトは、

   《 カルチャー&ホビー > 文化と芸術 > 宗教 > 寺院 》

 という所に存在していたのですが、新しく、

   《 学び > 人文科学 > 哲学・心理学・宗教 > 宗教 > 仏教 》

と分類されていました。「カルチャー」から「学び」へ、華麗なる転身。

 ほかのリンク先では、LYCOSライコスジャパン)がサービス終了のため9月に消滅。このまま1件減ったままなのは寂しいので、fresh EYE(フレッシュアイ)を加えました。

 

11/25

 NHK番組表がリニューアルしていました。「2003年12月1日、東京・大阪・名古屋で地上デジタル放送がいよいよスタート」するためです。サイトはチャンネル別に色分けがなされて見やすくなった、かな? 重たいのは相変わらずですが。

 

11/23

 これもまた葬祭関連の話題と言えましょうか?

■自分の死後に送信される電子メールサービスが登場

 Hotwired Japanワイアード・ニュース(11/12付Web)によれば、自分の死後にメッセージを友人や親類へ届けることを約束する新サービス「マイラストイーメール・コム」が米国に登場しました。フロリダ州のライフタッチ・ギャランティーズ社のこのサービスは、利用者が最高で5通のメッセージを同社のサーバーに保存でき、利用者が亡くなったときにその友人や親類、同僚が所定の書類と死亡証明書を同社に送ると、保存されていたメッセージが届けられる仕組み。実務面での法的な遺言の作成などはすでに存在しますが、マイラストイーメール・コムが提供するのは感情面での手助けで、メッセージの作成者とそれを受け取る人に安らぎを与えることが目的だといいます。

 同記事で、この新サービスに関して、死の問題に関する支援組織グロース・ハウスの代表者が次のように述べています。「自分が死んだ後に電子メールを送ることを考えるのなら、死ぬ前に何を言いたいのか、そしてそれをなぜ死ぬ前に言えないのかを、自分自身に問うのではないだろうか」と。なるほど、ごもっとも。

 

11/19

 葬祭をめぐるホットな話題3件。

■故人の映像を通夜に配信

 産経新聞(11/8付Web)によれば、故人をしのぶメモリアル映像を素早く制作して配信する葬儀ビジネスモデル「偲懐(さいかい)」が特許申請されました。考案した札幌市のテレビ番組制作会社のセントラルオフィスによると、映像は通夜で弔問客に上映できるよう注文から1日以内で制作、約10分の作品に仕上げ、価格は3万5000円。通夜の欠席者もインターネットで疑似参加できるウェブサイトも作成し、香典は電子決済で送れるそうです。

■位牌新風、カラフルに個性的に

 朝日新聞(11/11付本紙家庭面)によれば、位牌に次々と新顔が登場しています。ギャラリー厨子屋の店内には、象牙製やピラミッド型などが並び、八木研では洋家具の素材を使ったものを用意しているそうです。この背景には洋室化が進む生活空間や残された家族の意識の変化があるといいます。

■米葬儀社が銀座に事務所を開設

 読売新聞(11/15付Web)によれば、米国の中堅葬儀会社オールネイションズ・ソサエティが日本に進出、東京・銀座に事務所を開設しました。日本貿易振興機構によると、葬儀業界に外資系企業が参入するのは初めて。米国流に生前に葬儀の見積書を作成し、格安プランを用意しているのが特徴だそうです。

 「位牌新風」の記事に寄せられた滝田商店・滝田雅敏社長のコメント。「新型の位牌が注目される背景には、仏教離れもあるのかもしれないですね」。

 うーむ、そういえばどの報道にも、お寺やお坊さんの匂いがまったくありません。

 

11/14

 「これは仏教書じゃないでしょ」シリーズその6。今夏以降の新刊をいくつか。このところちょっと沈滞気味のようです。

「嵐山殺景 足引き寺閻魔帳」澤田ふじ子=著 徳間書店 1700円 9月刊

〈名ばかりのお堂と小さな庫裏をかまえる地蔵寺。東山・知恩院末寺だが、檀家もないこの寺には、もう一つの顔があった??。怨みを抱く相手の足をひっぱり、密に誅伐を加えてくれる<足引き寺>がそれだ。住職の宗徳、町絵師のお琳、羅宇屋の与惣次、西町奉行所同心の蓮根左仲と紀州犬の豪。今日も地蔵寺の賽銭箱に、願文と銭が投げ入れられる??。〉

「観音信仰殺人事件」吉村達也=著 徳間書店 徳間文庫 629円 8月刊

日光東照宮で発生した洋弓の殺人。目を射抜かれた女子高生の真横には、人気女優の鮎川麻貴の姉が。麻貴は『観音』と題する写真集企画の盗作騒ぎに巻き込まれていた。事件解明に乗り出した朝比奈耕作が注目したのは、悲劇の直前に撮った一枚の写真だった。なぜかこの姉妹は直前に来ていた服を交換していて…? 巻頭カラー写真に秘められたトリックが絶妙!〉

支那そば館の謎 裏京都ミステリー」北森鴻=著 光文社 1500円 7月刊

〈元広域窃盗犯にして寺男の有馬次郎と、穏やかな相貌と鋭い観察眼をあわせもつ住職の二人が、みやこ新聞の自称「エース記者」折原けいや、京都府警の碇屋警部と共に難事件の謎に迫る! 京の風情と人情と、密やかな悪意と。傑作本格推理! 誰も知らないミステリアス京都をご案内します。〉

「一休破軍行」朝松健=著 光文社 カッパ・ノベルズ 1200円 7月刊

〈時は正長元年、南朝復興を叫ぶ伊勢国司・北畠満雅は伊勢裡宮に伝わる秘法により次代の帝・彦仁王の魂魄を抜き取った! 彦仁王の魂は、〈器〉と定められた虚丸の肉体に憑依する。放浪の僧・一休宗純は二人の少年を救うべく、伊勢裡宮へと旅立つ。〈黒衣の宰相〉三宝院満斎、北畑満雅、〈旧司等〉の神々を祀る裡宮の血族。それぞれの陰謀と一休の戦いを壮大なスケールで描く、シリーズ最高傑作ここに誕生!〉

 このコーナーかなり飽きてきました。ステレオタイプというのか、どうもヒネリがなさすぎて……。

 

11/9

 ホームページサービス提供会社から吉報が2つ。下はメールで届いた「iswebユーザー向け情報メールマガジン」からの抜粋です。

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━━━━【infoseek isweb Magazine 72】 ━━━━2003/11/01━

 このメールマガジンは旧トライポッドをご利用の皆様に配信しております。

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旧トライポッドのディスク容量が12MBから24MBに倍増!

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 メンバーのみなさまの日頃のご愛顧を感謝して、10月30日よりディスク容量を12MBから24MBに倍増させていただきました。

 ※旧トライポッドプレミアメンバーの方につきましては、24MBから48MBに容量をアップさせていただいております。

 さらに快適になった旧トライポッドでクネクネとホームページ作りをお楽しみください!

◆◇◆isweb 無料版でポップアップ広告が廃止されました◆◇◆

 これまで上下バナーとポップアップの3箇所に広告掲載が行われていた isweb無料版ですが、10月21日をもちましてポップアップ広告の表示を終了いたしました。

 これにより、今後予定されている旧トライポッドの完全統合後に表示される広告も、3箇所ではなく2箇所となります。

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 にっくきポップアップ広告の廃止は大歓迎です。けれど、星の飾り付きで報じられている「ディスク容量が倍増」に比べて、わざわざ目立たせないようなこの扱いは何なのでしょう。広告主への配慮? こそこそしないで、もっと大々的にアピールしなさい。

 

2003/11/4

 まだやってる「京都特集」の雑誌紹介、第5弾。

 いい加減しつこいなあ……。冒頭の「まだやってる」は〈京都特集〉にかかるのか、それともこの〈紹介〉自体をみずからあざ笑っているのか?

Grazia12月号 講談社 780円

 女磨きの京都/京都人20人が教える美と粋/タブロイド判MAP付き

エル・ジャポン12月号 アシェット婦人画報社 580円

 秋の京都へ!

一冊の本11月号 朝日新聞社 100円

 知られざる京都/高橋英一×村田吉弘対談・料理屋の女将/麻生圭子エッセイ・『陰翳礼讃』から京都を見るとき

マンスリーM12月号 ベルシステム24 530円

 遊ばはるなら京都どすえ

クレア・イーツ秋号 文藝春秋 880円

 京都はうまい! delicious KYOTO/生涯大切とじこみ付録・お取り寄せ&おみやげ大図鑑

 このままの勢いで、正月号に突入してしまいそうですね。

 

10/31

 月が替わる前に、古びた情報を倉庫に移しました。いまワンクリックで見られるのは最も過去のもので8月。各ページがずいぶんすっきり軽くなりました。

 

10/27

 もう打ち止めかと思われた「秋の京都特集」雑誌、ちょっと見過ごせないものがあったので第4弾として復活します。

週刊女性10月28日号 主婦と生活社 320円

 とっておき!秋の京都/話題の片泊まりの宿とその女将が推薦

女性自身10月28日号 光文社 320円

 大人の女性の旅 秋の京都/祇園育ちの佳つ乃が案内

週刊朝日10月31日号 朝日新聞社 300円

 とっておきの「裏京都」/老舗料亭主人が案内

 なんだか妙に似ていますね。

 いずれも週刊誌。新聞広告で見かけてから当方のとんだハプニングのせいで日が経ってしまったので、もう店頭では手に入らないかもしれません。

 

10/24

 復旧しました。ここ3日間の経緯は下記の通りです。決してサボっていたわけではありません。ちょっとふてくされてはいましたが。

 

10/22

 更新ができない現在、トップページ最下部に「カウンタが不正です」と表示されています。人聞きが悪いなあ、なにか悪事でも働いているみたいで。「諸般の事情でただいまカウンタが表示できません」とか言えないのかな。

 

10/21

 げげっ。更新ができません。

 いったい何が起きたのかとうろたえておりましたら、ホームページサービス会社が行なう3日間のメンテナンス期間に入っていたことがわかりました。

 そんなの聞いてないよーと言いたいところですが、実は通知が来ていました。件名に「必ずお読みください」とあるのに、うかつにも見逃しておりました。

件名:【必ずお読みください】旧トライポッドからの重要なお知らせ

受信日時:10 Oct 15:49

 【1】メンテナンス実施のお知らせ

 旧トライポッドでは、以下の期間にサービスのメンテナンスを実施させていただきます。

 2003年10月21日(火)10:00から10月24日(金)16:00まで

 ・メンテナンス中はメンバーホームページへのアクセスと閲覧のみが可能です。

 ・ホームページ更新のための機能はすべてご利用いただけなくなります。

 お知らせは次のように続きます。

  【2】注目!あなたのご利用スペースを倍増します!

  【3】必ずお読みください:利用規約変更のお知らせ

 つまり9月に tripod が isweb に統合され、その物理的な移行作業の一段階が【1】で、その先には【2】というネコダマシがあり、そしていつの間にか【3】に同意している、って寸法ですね。

 当方はテキストだけのきわめて軽いサイトですので、提供されているスペースの1割程度しか使っておりません。だからディスク容量が現在の12MBから24MBに増えたところで、ちっともメリットはないのですが。

 まあとにかくハッキリしているのは、いまここにいくら弁解を連ねても、ウェブに書き加えることはできないってことです。むなしい。

 

10/18

 これもくうかい、あれもくうかい、って、べつにメニューの多すぎるレストランで迷っているわけじゃありません。

  「空海入唐の道」静慈圓=著/朱鷺書房(9/2)

  「空海宮坂宥勝=著/筑摩書房(9/12)

  「空海の開運学」池口恵観=著/法蔵館(9/16)

  「空海の歩いた道」頼富本宏=著/小学館(10/13)

  「空海入唐」飯島太千雄=著/日本経済新聞社(10/13)

  「図解雑学空海」頼富本宏=監修/ナツメ社(10/17)

 これは当サイト〈新刊〉欄に最近載せた「空海本」のタイトルとその更新日です。そのほか「高野山」と「四国遍路」関連も多数。つい最近の週刊「仏教を歩く」(朝日新聞社)では創刊号の特集となっておりました。そしてこれらの背景には、今春京都で開かれ現在名古屋へと巡回している展覧会「空海高野山」があります。

 この空海ラッシュの根拠は、日当1200円、じゃなかった「入唐1200年」だそうです。そうすると2年後の帰国1200年の時はもっとすごいのかな…。

 「弘法大師」ではなく、あくまで「空海」なのも、今回のブームの特徴です。

 

10/13

 懲りもせず、「秋の京都」特集、その第3弾。さすがに後発組はひとあじ違う、かな?

ほんとうの時代増刊号 PHP研究所 720円

 ふたたびの京都/ゆっくり歩いてみたい「大人の京都」/紅葉の名刹を歩く

関西一週間 No.120 講談社 320円

 京都秋遊び&関西紅葉ベストスポット/京都街なかカフェがいいね!/日帰りドライブ特別コース

秋の京都本 京阪神エルマガジン社 500円

 秋の京都ベスト300

歩く地図 京都さんぽ '04 山と溪谷社 790円

 古都を歩く23コース/世界遺産西本願寺の国宝を観る/いちど行きたかった一流の京料理

まっぷるマガジン 京都の達人'04 昭文社 820円

 京都、秋らんまん

en-taxi 3号 扶桑社 500円

 京都の発熱

婦人画報11月号 アシェット婦人画報社 1100円

 京都の美味しい洋食屋さん/この冬は京都でコート

 ああ、婦人画報はもう冬だわ。というわけでこのシリーズも今回で打ち切ります。

 

10/8

 秋たけなわ。雑誌の「秋の京都」特集第2弾です。

オブラ11月号 講談社 580円

 秋、京都。紅葉の聖地へ。/「名紅葉」「美紅葉」「艶紅葉」七景/京都通の秘かな「私だけの紅葉」/秋のええもん、旨いもん/特別付録・京都紅葉見どころ特大地図

一個人11月号 KKベストセラーズ 620円

 大人の京都案内/紅葉の古寺巡礼/本物の「京料理」を味わう/片泊まりの宿で寛ぐ/お茶屋遊びの粋を愉しむ/京都を歩く特大地図/特別公開の社寺を巡る/京女・三田寛子さんの思い出の京都案内

考える人 秋号 新潮社 1400円

 異文化都市「京都」を楽しむ・考える/酒井順子=京都、東京、清少納言/はな=わたしが好きな仏像たち/藤田千恵子=「なかひがし」のおばんざい/入江敦彦=おばんさいころじー/聞き手:西川照子祇園祭松原通の「ゆきあい」/杉本秀太郎の洛中散歩/湯川秀樹の「京都」/池内了湯川秀樹と京都の学芸的風土/井上章一=洛外からの「ざまあみろ」/入江敦彦=イケズの花道/塩飽靖子=ギオンな人々/高橋マキ=裏京区へようこそ。/京都洛中洛外マップ/ブックガイド

週刊現代10月18日号 講談社 340円

 特別カラー・京都紅葉の絶景を歩く

non・no 20号 集英社 420円

 とじ込み保存版ノンノ・トラベル なごむ! おいしい! おしゃれが見つかる! 「京都」に会いに行く/はなちゃんの初めて京都ナビ/松永絵菜さんの「レトロ京都」案内

 それにしても、「大人」だの「通」だのと高らかにうたってますが、ホントの大人や通ならこんな混雑する時期をわざわざ選んで行きますかね?などと疑いつつ、第3弾に続きます。

 

2003/10/4

 JR東海の「そうだ 京都、行こう。」サイトが、10月になって大幅にリニューアルしていました。

 「〈特集〉紅葉の都??そうだ、清水寺、歩こう」をはじめ、毎日更新の「今日の写真便り」、「旬の一押し情報」「インタビュー」「便利帳」など充実の内容。10月中旬以降にはメールマガジン登録の受け付けが始まるそうです。

 ところで、かたや「いま、奈良に います。」は、どうしているんでしょう? ぜひともがんばっておくれ。

 

9/30

 6月以降の新刊で、版元サイトの情報が見つからないものをここに掲載します。情報源は、法蔵館書店ニュースのほか、新聞広告など。ちょうど衣替えに合わせたお蔵出しです。


■??版元のサイトなし??■

『今だから・・・親鸞

  青山央=著/アクア出版/1200円

『宿曜と法華経−宿曜占法開運法』

  上住節子=著/大蔵出版/4200円

『生と死の図像学 アジアにおける生と死のコスモロジー

  林雅彦ほか=著/至文堂/9524円

『「教行信証」総序・教巻講義 浄土の教行証』

  平野修=著/文栄堂/5238円

『ツォンカパ 中観哲学の研究』

  ツルティム・ケサン、藤中孝司=訳/文栄堂/15000円

教行信証講讃 第一巻 教文類』

  藤沢桂珠=著/永田文昌堂/7000円

『浄土三経往生文類講述』

 高田慈昭=著/永田文昌堂/4000円

『比較を超えて 宗教多元主義宗教的真理』

  武田龍精=著/永田文昌堂/8000円

『浄土真宗と祈り』

  稲城選恵=著/永田文昌堂/1000円

親鸞の価値哲学』

  山崎教正=著/永田文昌堂/5000円

愚禿鈔要義』

  灘本愛慈=著/永田文昌堂/5000円

チベットの浄土思想の研究』

  梶濱亮俊=著/永田文昌堂/15000円

法然親鸞 その教義の継承と展開』

  浅井成海=著/永田文昌堂/6000円

チベットの民話 中央チベット地方の民話集』

  クンサン・ゲルツェン、ダワ・タシ=編/永田文昌堂/3800円

愚禿鈔講義 第一巻』

  藤本正樹=著/大地の会/4500円

『戦争と追悼 靖国問題への提言』

  菅原伸郎=編/八朔社/2100円

『新国訳大蔵経 金剛経論 上』

  竹村牧男、大竹晋=校註/大蔵出版/9500円

『カウンセリングと禅』

  山本喜義=著/ゆみる出版/1800円

上野国における禅仏教の流入と展開』

  山本世紀=著/刀水書房/7800円

奈良時代写経史研究』

  栄原永遠男=著/塙書房/11000円

 

■??サイトはあるが掲載なし??■

『般若心経を読み解く 仏教入門の第一歩』

  竹村牧男=著/大東出版社/2400円

『華厳一乗思想の研究』

  吉津宜英=著/大東出版社/25000円

『死に方を忘れた日本人』

  碑文谷創=著/大東出版社/2800円

『おしゃかさま さまざまなじけん』

  豊原大成=著/自照社出版/952円

蓮如上人 乱世の華』

  松林秀人著/探究社/1900円

『神さま さようなら 真宗信心と政教分離

  梅田美代子著/探究社/1300円

無量寿経ガイド』

  山口教区基幹運動推進委員会情報教材部=編/探究社/2000円

『闇の中に光あり 同行様たちへの書信』

  大石法夫著/樹心社/2000円

『撰時抄ノート』

  関戸堯海=監修 京都日蓮宗青年会=編 /東方出版/1800円

『現代語訳 唯信鈔文意』

  浄土真宗教学研究所=編 /本願寺出版社/1000円

浄土三部経 観無量寿経

  梯實圓=著/本願寺出版社/3800円

『ますらをの道 武蔵・道元山鹿素行

  安岡正篤=著/ディ・シー・エス出版局/2000円

 インターネット上で発見できない情報は、確実に減ってきているようです。このたびもメモしたままでたまっていた書籍の未確認情報を改めて検索してみましたところ、当初はっきりとしなかった5冊の所在が明らかになりましたので、それらは〈新刊〉欄に載せました。

 

9/25

 ユーザーとしては悲喜こもごも。

東大が来年3月から共用PCをマックに

 朝日新聞(9/25付Web)によれば、東京大学が、学内で使う共用パソコンに、アップルコンピュータのデスクトップ型iMacを来年3月から導入します。東大の3カ所のキャンパスにある共用パソコン約1400台のうち、約1150台がマックになり、サーバーも大半はアップル製になります。

 アップル社製コンピュータを導入している教育機関としては、名古屋商科大学が入学者にノート型のiBookを無償譲渡していることが知られています。が、今回のニュースは別OSから乗り換えるってのがすごい。一体どういう風の吹き回し?

 これまでマイナーゆえにウィルスとも無縁だったというのに、あんまり人気が出てシェアが上がると、Macも攻撃の対象になっちゃうんじゃないか……というのは、ちょっとずうずうしすぎる杞憂ですか。

 ちなみに当サイトは、旧型iMac(DV Summer 2000)で何から何まで作成しております。

 

9/20

 秋です。秋といえば雑誌の特集は「京都」となぜか相場が決まっております。

 目についた現在発売中の雑誌名と特集タイトルは次の通りです。なんだか発想が似たり寄ったりだなあといぶかしみつつ一挙紹介、その(たぶん)第1弾。

極上の旅10月号 ネコ・パブリッシング 980円

 京都、紅葉に染まる秋/錦秋の名所「柊屋」で感じるもてなしの極意/嵯峨野に生きた女人物語をたどる旅/料亭の弁当で紅葉刈り/岩崎峰子さんに習う「着物と和装小物の雅び」/京都のご馳走一期一会/浜美枝さんの「私と京都」

サライ10月2日号 小学館 630円

 京都 サライは、こう旅する/名所旧跡を訪ねる・“新撰組”の名残を訪ねる2泊3日の旅/京都人のとっておき・京都郊外日帰りの旅/京都の乗り物大全・乗り物で行く大路小路/大人の旅を満喫する・老舗で買う/国宝重文級の美の至宝・名画鑑賞ができる寺・ホテルが主催する行事に参加・年齢や体に優しい観光名所/インタビュー・有馬頼底/美術館・京都国立博物館特別陳列『新選組』/別冊付録・取り寄せができる京都の味案内98軒・携帯版京都の食と宿/とじ込み付録・京都特大地図

おとなの週末10月号 講談社 490円

 こんな京都案内案内見たことない!

日経おとなのOFF10月号 日本経済新聞社 800円

 最高の京都・大切な人と思い出を作る/京都・秋の旬/本物の名料理店/京の逸品/とっておきの散歩道/昼下がりの京菓子/最高の京宿へ/片泊まりの宿/京の水辺宿/夜更けの京都/ワンテーマ・エッセイ「私にとっての京都」/別冊付録「最高の京都─実践的街歩きガイド」

婦人画報10月号 アシェット婦人画報社 1100円

 京都の小さな美術館へ。

家庭画報10月号 世界文化社 1050円

 京料理の真髄を楽しむ

和樂10月号 小学館 1200円

 京都“美”道楽/静かに楽しむ京都の紅葉7名所/秋の特別公開、この至宝を愛でる/
京都の古刹で、月光浴/静寂の庭へ

関西ウォーカー増刊号「関西 大人のウォーカー」 角川書店 580円

 行く度に新しい・京都秋の旅

Hanako WEST 10月号 マガジンハウス 580円

 恋する京都・エレガントな秋の京都へ/紅燃える紅葉の下で…/特別付録・京都BIG MAP

 

9/15

 JR東海が10月から次のサービスを始めます。

(1)「そうだ 京都、行こう。」ホームページを10月1日に開設。内容は旅行情報、コラム、トピックスほか。メールマガジンも発行。


(2)「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードの会員募集スタート。年会費2000円。特典は、協力施設での会員限定特典、イベント先行予約、利用ポイントに応じた商品プレゼント。


(3)旅クラブ「50+(フィフティ・プラス)」が10月1日からスタート。50歳以上は入会金・年会費無料。特典は、会員誌発行、会員限定特別ツアー参加、旅行商品5%オフ、協力施設で会員限定特典。

 これらの新サービスにともない、同社の「KYOTO・CLUB」は、9月末でサービスを終了します。

 さて、「KYOTO・CLUB」会員の受け皿が、有料化と年齢制限ですか……。営利事業の一環ですから仕方ないことではありますが。

 そもそも中高年ともなればおのずと国内旅行への関心が高まる人が多くなるようにお見受けします。むしろ積極的に誘い込むべきはもっと下の世代なのじゃないのか! と「50+」に入れない者としては恨みがましく訴えたい。

 

9/11

 岩波書店のホームページで、創業90周年記念「読者が選ぶ〈私の好きな岩波文庫〉」の集計結果が発表されています。上位100位のうち仏教関連の書は次のとおり。

『古寺巡礼』 和辻哲郎 (8位)

歎異抄』 金子大栄=校注 (26位)

善の研究』 西田幾多郎 (28位)

『ブッダのことば スッタニパータ』 中村元=訳 (43位)

 そのほか、文芸作品(岩波文庫の分類でいうと緑帯)として、幸田露伴五重塔』(34位)、倉田百三出家とその弟子』(59位)、夏目漱石『門』(85位)がランクインしています。

 上掲書の健闘を素直に讃えつつも、あまたの大乗仏典や祖師方の著書が選に漏れているのは、うーん、そんなもんなのでしょうかねえ。投票総数は2万9658通で、書目数は2082点。個々の得票数は明示されていませんが、50位あたりからは同票数のタイトルが増えてデッドヒートのもよう。それともこの順位、単に在庫を反映した結果だったりして。

 

9/8

 〈予定〉欄にラジオ「こころの時代」9/9〜22のタイトルを追加。

 NHKの番組表には9/21・22の放送予定が「作家・高史朗」だと書いてありますが、たぶん「作家・高史明」の誤りでしょう。どうやらわりとありがちな間違いみたいですから。

 

9/7

 御利益のほどは?

四国巡礼の代行ビジネスが盛んに

 読売新聞(9/3付Web)によれば、四国霊場八十八か所を巡る遍路道を依頼人に代わって回る「巡礼代行」が、新しいビジネスとして話題を呼んでいます。基本料金は交通・宿泊費、賽銭、線香代などで15万円前後。およそ50万円かかる歩き遍路に比べて手軽で安上がりだといいます。約5年前インターネットで広まり、現在では少なくとも10業者が競っています。

 読売新聞の元記事には、なだいなだ氏と山折哲雄氏のコメントがあるだけで、具体的な業者の名前が出てきません。

 そこでサイトを検索してみたところ、こんな代行業者さんがありました。

  ■八十八ヵ所巡拝あけぼの会

  ■参講会

  ■はすはな

  ■四国霊場八十八ヶ所巡礼代行

 

9/4

 当サイトのアドレスが9月1日から変わりました。このスペースをご提供いただいていた「ライコス」が「インフォシーク」と統合したためです。しばらくは旧アドレスから自動的に転送されます。新住所は今ご覧のURLです。

 引っ越しはすべて業者さん任せ。更新休止期間に全部済ませてくれました。しかも〈メンバー全員にプレゼントのチャンス〉という「引っ越しそば」付きで。あ、そばは転入者自身がみんなにふるまうもんだっけ?

 荷造りやらレイアウトの変更やら厄介な作業が伴うものと覚悟していたのですが、まるで何事もなかったかのようなソフトランディングにちょっと拍子抜けしております。

 

2003/9/1

 ただいま帰りました。

 更新できない間も情報が自動的に溜まってゆくかというと、決してそんなことはありません。更新するあてがないと、積極的に情報を探そうという気さえ失せてしまうのでした。

 

 

【つづく】