9月1日に開始の展覧会をピックアップ。夏休み展示が終わり、オトナ向け企画の始まりでしょうか。
(引用文は各館サイトからの抜粋です。情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「秋の優品展 絵画・墨跡と李朝の陶芸」
五島美術館 9/1〜10/21
〈館蔵品の中から、絵画(歌仙絵・絵巻の断簡)、書跡(墨跡・古写経)、李朝の陶芸の名品を約60点選び展観。国宝「紫式部日記絵巻」を10月13日から10月21日まで特別展示予定。〉
- 「開館記念特別展 BIOMBO/屏風 日本の美」
サントリー美術館 9/1〜10/21
〈BIOMBO(ビオンボ)とは、ポルトガル語やスペイン語で「屏風」を示します。本展では古くから日本の住空間を飾ってきた屏風に光をあて、日本文化において屏風がたどった歴史と、屏風が果たした役割について、グローバルな視野から再検証をこころみます。異国に贈られた屏風や、別々に所蔵されてきた屏風の復元もみどころになります。〉
- 「仙がい・センガイ・SENGAI 禅画にあそぶ」
出光美術館 9/1〜10/28
〈仙がいはわが国最古の禅寺の住職で、博多の町人にこよなく愛された江戸時代のお坊さんです。ユーモラスで自由奔放なその書画は、現代の私たちが見ても「楽しくて、かわいい」と感じる不思議な魅力に溢れています。本展では、禅画を楽しみ、そこに込められた思いを読み解きながら、知られざる趣味人としての仙がいの実像にも迫ってみたいと思います。〉(仙がいの「がい」は「崖」の上の山がない漢字1字)
- 「特別展 美麗 院政期の絵画」
奈良国立博物館 9/1〜30
〈平安時代後期から鎌倉時代初期、いわゆる院政期の絵画は、仏教思想を基調としつつ、院や女院の美意識とも関わり、ゆたかな展開をとげています。この展覧会は、優れた仏画や絵巻物、さらには白描図像などを中心として紹介しますが、これに絵画的な装飾の施された書跡、彫刻、工芸の名品を加えて、全体でよりゆたかな美の世界を構成し、当時の人々が創出した繊細優美な美の世界を見ようとするものです。〉
- 「特別展 MIHOコレクション 大いなる時を超えて」
MIHO MUSEUM 9/1〜12/16
〈本展は開館10周年を記念し、全展示室を使ってMIHOコレクションの名品を展示します。北館では日本美術を中心に、南館では世界の様々な地域、文明から選りすぐった作品を、それぞれの時代に残された言葉と共に味わいながら、作品の本質に迫ろうと試みます。〉