前項の「声」欄に本日、反論が載りました。以下は抜粋、「……」部分は中略です。
困窮者の救済
やるべきは国
無職 ○○○○(北海道江別市 78)
……長年信者として仏教を学んできた私としては……この度の困窮者の気の毒な状態に対する怒りを、寺院に向けるのは筋違い、と指摘したいです。……仏教における救済とはあくまで人間の内なる悩み・苦しみの救済を求める人々の仏道修行の場と心得ています。……戦後、民主主義となって政治が国民の税金で賄われるようになったいま、国民への責任は全部国がもっています。……慈善による弱者救済が宗教団体の本務だとするような考え方は改めるべきだと思います。
――朝日新聞(東京本社発行)09年1月17日付15面「声」欄
昨年末からの一連の投稿を読んでいて、マスコミ挙げての廃仏キャンペーンでも始まったのかと空恐ろしい思いをしていた身としては、ちょっとホッとした気がいたします。これで万全とは申しませんが、前項で「フォローなし」としたあたりは撤回します。面倒なので消しませんけど。