6月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「朝鮮の絵画と仏教美術」
高麗美術館
6/8-8/11
〈仏教絵画を中心とした朝鮮絵画と仏像や金工品の名品を出品します。仏画では熾盛光如来降臨図をはじめ、十数年ぶりの公開となる出山釈迦図や貴重な青銅銀入絲鳳凰文香?、金銅八角舎利容器などの高麗時代の仏教儀式具。そして統一新羅高麗・朝鮮時代の仏像と高麗時代のやきもの、青磁もあわせて展示します。〉
- 「大津の仏教文化14 大練寺の十六羅漢図」
大津市歴史博物館
6/11-6/30
〈大練寺は、文禄元年(1592)に格翁が開基となり、つくられた曹洞宗寺院です。数々の宝物がある中、十六羅漢図は12幅が鎌倉時代の制作となり、重要文化財に指定されています。〉
- 「神々のすがた」
栗東歴史民俗博物館
6/8-7/15
〈当館では貴重な資料や作品のご寄贈・ご寄託のお申し込みをお受けしてまいりました。博今回の特集展示では、そのような数多くの博物館収蔵資料の中から、神道美術に焦点を当てて紹介いたします。〉
- 「多田等観展」
花巻市博物館
6/8-7/7
〈多田等観の人生のターニングポイントである、ダライ・ラマ13世との出会いや、花巻・観音山の日々に焦点を当て、観音山の等観さんと呼ばれるまでの過程を探ります。また、チベットより請来した釈尊絵伝や、等観の遺族から新たに寄贈を受けた資料を展示紹介する展覧会です。〉
- 「つきしま かるかや 素朴表現の絵巻と説話画」
日本民藝館
6/11-8/18
〈素朴美の極みに達したといえる室町時代の絵巻「つきしま(築島物語絵巻)」(当館蔵)と絵入本「かるかや」(サントリー美術館蔵)。この二つの絵画を軸に、お伽草子絵巻をはじめとする絵巻物、曽我物語屏風などの物語絵、十王図などの絵解きで用いられた仏教説話画など展観します。〉
- 「ほとけのすがた 金沢文庫コレクション�」
神奈川県立金沢文庫
6/14-8/4
〈院派仏師により製作された釈迦如来立像、弥勒菩薩坐像、三千仏図など珠玉の仏教美術をご覧いただきます。また、明治の出版王・大橋新太郎が称名寺に寄進した西国札所三十三観音坐像、大橋新太郎が称名寺の裏山に建立した八角堂に安置されていた聖観音菩薩立像などをあわせて展示し、金沢文庫の復興に尽力した大橋新太郎の偉業をしのびます。〉
- 「日本の名蹟 和様の書の変遷」
五島美術館
6/22-7/28
〈春敬記念書道文庫30周年を記念して写経や古筆切など名品100点を展示。〉
- 「浄土への招待 横芝光町の仏像展」
横芝光町立図書館
6/22-7/21
〈横芝光町には、千葉県指定の仏像が4件、町指定が1件と、小さい町ながら古い仏様が多く残されています。そのような仏様をもう一度見直し、昔の人の仏様への信仰の深さと、彫刻としての美しさを知っていただければと思い、今回の展示を企画しました。〉
- 「黄河と泰山 中国文明の源と世界遺産」
山口県立萩美術館・浦上記念館
6/29-8/25
〈古来山東省は、華北の先進的地域として繁栄してきました。泰山は道教や仏教の信仰対象ともなり、中国の人々の心の支えとなって様々な思想や文化を生み出してきました。泰山と黄河により育まれた中国文明を代表する文物、さらにはわが国への歴史・文化にも影響を与えてきた数々の作品をお楽しみいただけるものと思います。〉