仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2017年10月の展覧会

2017年10月に始まる展覧会から、日本およびアジアの文化・芸術・宗教に関連した内容のものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


川越市立博物館「徳川家康天海大僧正-家康の神格化と天海-」10/14〜12/3
http://museum.city.kawagoe.saitama.jp/

國學院大學博物館「神道の形成と古代祭祀」10/14〜12/10
5・6世紀頃、古墳時代祭りの場では、石や土で作った祭り用の素朴な模造品だけでなく、貴重な鉄や様々な木製品を供え使用して、後の「祭祀」の原形となるような祭りが行われていたと推定できるようになってきました。今回の展示では、このような研究の成果に基づき、主に東国の資料から古代祭祀の実態と神道の起源に迫ります。
http://museum.kokugakuin.ac.jp/special_exhibition/detail/2017_kodai_saishi.html

早稲田大学會津八一記念博物館「禅書画のたのしみ」10/5〜11/25
臨済宗の古月禅材や白隠慧鶴、曹洞宗の月舟宗胡や面山瑞方、黄檗宗隠元隆琦とその弟子木庵性瑫など三つの禅宗の書画を取り混ぜて展示
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2017/08/01/1799/

五島美術館「光彩の巧み-瑠璃・玻璃・七宝-」10/21〜12/3
金属に嵌めこまれた貴石やガラス、そして色鮮やかな釉薬を溶着した七宝の技法は、半透明の奥深い耀きとともに人々の心を魅了してきました。その霊性を帯びた光彩は豊かな精神文化を形成し、古代の副葬品から机上を彩る文房具まで多様な宝物を生み出しています。日本・東洋で育まれた七宝かざりの軌跡を、室内調度や茶道具ほか約100点の名品でたどります。
http://www.gotoh-museum.or.jp/exhibition/next.html

そごう美術館「平山郁夫 シルクロードコレクション展 夫妻の視点が織りなす、人類への遺産」10/27〜12/3
日本画壇の巨星、平山郁夫が描いた絵画約40点に加え、平山郁夫シルクロード美術館所蔵の工芸品や織物約170点を展示
https://www.sogo-seibu.jp/common/museum/archives/17/hirayama_ikuo/index.html

鎌倉国宝館「鎌倉公方足利基氏 ―新たなる東国の王とゆかりの寺社」10/21〜12/3
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/kokuhoukan/index.html

鎌倉彫資料館「鎌倉彫の仏具-こめられた想い 受け継がれる形-」10/17〜12/17

鎌倉歴史文化交流館「甦る永福寺-史跡永福寺跡整備記念-」10/19〜12/9
本展では、今年度に史跡永福寺跡の大規模な整備工事が終了したことを記念して、永福寺の出土品や関連資料を一堂に展覧し、現代に甦った永福寺の姿をご覧いただきます。
https://www.city.kamakura.kanagawa.jp/rekibun/youfukuji-ten.html

山梨県立博物館甲府徳川家」10/7〜12/4
http://www.museum.pref.yamanashi.jp/3nd_tenjiannai_17tokubetsu002.html

白山市立博物館「白山下山仏と加賀禅定道」10/21〜11/26
http://www.city.hakusan.lg.jp/kankoubunkabu/hakubutsukan/hakubutukanfolda/hakubutukan.html

福井県立歴史博物館「泰澄-白山信仰における意義を探る-」10/21〜11/26
泰澄がはじめて白山に登頂して1300年にちなみ白山開山の祖師として慕われる僧・泰澄をとりあげてみたいと思います。「泰澄」をキーワードに白山信仰について改めて考えてゆきたいと思います。
http://www.pref.fukui.jp/muse/Cul-Hist/kikaku/index.html#kikaku_1705

茶道資料館「仏教儀礼と茶-仙薬からはじまった-」10/3〜12/3
本展では一般に飲料として普及する以前の、仏教文化と深く結びついた茶のあり方を、儀礼にまつわる美術を通して紹介します。儀礼を形作る北斗曼荼羅図や羅漢図、天台大師像などの仏教絵画、供養具、文献史料の数々によって、知られざる茶の世界をご覧いただきます。
http://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/tenji/tenjinext/tenji.html

大谷大学博物館「東本願寺徳川幕府」10/13〜11/28

京都国立博物館「国宝」10/3〜11/26

佛教大学宗教文化ミュージアム「近世京都商人 恵比須屋荘兵衛-前川五郎左衛門家の記録と什物-」10/28〜12/9

細見美術館末法/Apocalypse-失われた夢石庵コレクションを求めて-」10/17〜12/24
荒廃した世に生きた人々の希望であった仏像や絵画、経典、鏡像など。
http://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex056/index.html

花園大学歴史博物館「白隠とその弟子たち」10/9〜12/9
http://www.hanazono.ac.jp/event/museum-2

大津市歴史博物館「大津の都と白鳳寺院」10/7〜11/19
天智天皇6年(667)、大津に都が置かれました。本年は遷都1350年の節目の年になります。それを記念して、宮殿内に仏殿があったことで知られる近江大津宮にちなみ、仏像や瓦など、7〜8世紀の様々な仏教に関わる文化財を展示し、華やかだった仏教文化の香りを紹介したいと思います。
http://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/event/kikakuten.html#KIKAKU74

野洲市歴史民俗博物館「近江の古社 御上神社の歴史と文化-遷座1300年記念-」10/7〜11/19
http://www.city.yasu.lg.jp/soshiki/rekishiminzoku/event/1497403929277.html

有田市郷土資料館「念仏行者徳本」10/14〜12/10
徳本行者と有田市において、深い関係が認められ、特別展を開催する運びとなりました。苦行最後の地となる岩室山以前の紀伊国での修行を見つめ直します。徳本行者の信仰を形成した紀中の各地に伝わる資料を一堂に集め、紀中での徳本行者のすがたを浮き彫りにできれば、幸いです。
https://www.city.arida.lg.jp/kyouiku/Special_exhibition.html

和歌山県立博物館「道成寺日高川道成寺縁起と流域の宗教文化-」10/14〜11/26
大宝元年(701)創建と伝える道成寺は、蛇身となって追いかける清姫と逃げる安珍のスリリングなストーリーで著名な道成寺縁起で広く知られます。このたび修理完成した道成寺縁起絵巻(重要文化財)の全巻を公開し、あわせて日高川流域の宗教文化を紐解きながら道成寺の歴史と美術を紹介します。
http://www.hakubutu.wakayama-c.ed.jp/

帝塚山大学附属博物館「仏教美術のススメⅠ〜仏像のひみつ〜」10/2〜11/3
第11回企画展示では、本学が所蔵する仏教美術の中で仏像を取り上げて、仏像に込められた願いや作風の特徴などを紹介し、仏教美術に対して興味や関心を持つきっかけに繋げたいと考える。 第11回企画展示では、本学が所蔵する仏教美術の中で仏像を取り上げて、仏像に込められた願いや作風の特徴などを紹介し、仏教美術に対して興味や関心を持つきっかけに繋げたいと考える。また仏像の多くは篤い信仰の元に修理されてきた歴史があり、その歴史を学ぶことにより文化財を守り伝える心を涵養したいと思う。
http://www.tezukayama-u.ac.jp/museum/temporary/2017/05/31/11_1.html

奈良国立博物館「第69回 正倉院展」10/28〜11/13
本年の正倉院展には、北倉10件、中倉25件、南倉20件、聖語蔵3件の、合わせて58件の宝物が出陳されます。そのうち初出陳を含むものは10件です。正倉院宝物の全貌が概観される内容となっておりますが、仏・菩薩(ぼさつ)への献物(けんもつ)と考えられる品々を含めた仏具(ぶつぐ)類の充実や、佩飾品(はいしょくひん)や帯などの腰回りを飾った品々が多く出陳される点が特色となっております。また、宮内庁正倉院事務所による最新の整理、調査の成果を反映した宝物が数多く出陳されることも特筆されます。
http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2017toku/shosoin/2017shosoin_index.html

奈良県立万葉文化館「日本文化の源流-いまに続く芸能-」10/28〜12/10
日本の伝統芸能である能楽は、大和に起源を持つとされています。本展では、伎楽、舞楽能楽などの日本の芸能の世界を、延岡市内藤記念館所蔵の能面などを通して紹介します。
http://www.manyo.jp/

竹中大工道具館「千年の甍 古代瓦を葺く」10/14〜12/3

斎宮歴史博物館「災いはモノノケとともに-病気から天変地異まで-」10/7〜11/12

四日市市立博物館「阿弥陀さまと極楽の世界」10/21〜12/3
http://www.city.yokkaichi.mie.jp/museum/museum.html

岡山県立博物館「つながる縁・つづく縁-岡山県鳥取県-」10/20〜11/26
http://www.pref.okayama.jp/kyoiku/kenhaku/hakubu.htm

山口県立美術館「奈良 西大寺展-叡尊と一門の名宝-」10/20〜12/10

島根県立古代出雲歴史博物館「島根の仏像-平安時代のほとけ・人・祈り-」10/20〜12/4
つて島根にはどのような仏教的な意味があり、それは仏像の姿にどのように表れているのでしょうか。本展では、なかでも特に個性的な仏像が多く造られた平安時代に着目し、仏像の魅力を改めてご紹介するとともに、仏像に込められた意味を考え、それをめぐる人々の営みに迫りたいと思います。
http://www.izm.ed.jp/cms/cms.php?mode=v&id=323

香川県ミュージアム「讃岐びと、時代を動かす-地方豪族が見た古代世界-」10/7〜11/26

高知県立歴史民俗資料館「今を生きる禅文化-伝播から維新を越えて-」10/14〜11/26
本展は、京都をはじめ県内外の禅宗寺院の珠玉の名宝約100点を集め、臨済宗を中心とした禅宗の歴史を大観し、明治維新期の廃仏毀釈という苦難を越えてなお、現代に息づく禅文化を紹介します。
http://www.kochi-bunkazaidan.or.jp/~rekimin/ishinhaku.html#zenten

九州国立博物館「新・桃山展-大航海時代の日本美術-」10/14〜11/26
鉄砲伝来(1543年頃)から鎖国完成(1639年)までの約1世紀に、日本がアジアやヨーロッパとくり広げた交流の歴史を、華やかな美術とともに紹介します。織田信長豊臣秀吉など、天下人たちが愛した狩野永徳長谷川等伯安土桃山時代の巨匠の傑作も登場。激動の100年を新たな視点から見つめなおす「新・桃山展」をお見逃しなく。
http://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_schedule.html

大分県立歴史博物館「聖なる山-六郷満山と仁聞-」10/20〜12/3
東半島の六郷満山は、養老2年(718)に八幡神の化身とされる仁聞が開いたという寺院群です。本展では開山1300年を記念し、各地にのこる仁聞伝承を柱として、六郷満山と宇佐国東を中心に広がる神と仏の文化を紹介します。
http://kyouiku.oita-ed.jp/rekisihakubutukan-b/index.html