朝日新聞8/4付（東京本社発行本紙朝刊24面生活欄）の連載《疑問解決モンジロー》に「正座が礼儀いつから」という記事が載っています。その本文ではなく、「モンジローの感想」という後記のような文章に次のようにありました。
〈全日本仏教会に聞くと、最近は法要でイスに座ってお経を上げるお坊さんが増えているんだって。参列したお年寄りが「足を崩すのは心苦しい」と無理に正座を続け、立ち上がるときに足首を痛めることがあるので、率先して正座を避けるお坊さんもいるという。〉（以下略）
本文は、テレビの時代劇ではなぜあぐら？という読者からの質問を受けて、戦国時代まで武士はあぐらが作法、家光のころ大名の将軍拝謁から正座が礼儀に、昭和16年文部省の礼法要項に規定、という具合に説明しています。
全日仏のコメントは、取材時に得ながらも本文にうまくはまらず、しかたなく「感想」扱いになったのかな（推測です）。
