5月に始まる展覧会からアジア・宗教関連と思われるものをピックアップします。まずは5月前半分。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 企画展「中村不折コレクション 不折の愛した龍門二十品」
台東区立書道博物館
5/2〜7/26
〈中国三代石窟の一つ・龍門石窟(河南省)内にある造像記(仏像を彫刻した由来、経緯などを述べ、仏像の近くに刻んだ文)のうち、優れた書として選ばれた二十種の名品「龍門二十品」を紹介いたします。これらの作品は、中村不折が書道研究を志す契機となり、不折コレクションの出発点にもなりました。〉
- 特集展示「阿弥陀・地蔵・十王」
栗東歴史民俗博物館
5/2〜7/20
〈阿弥陀如来やその西方極楽浄土、生前の行いを裁いて生まれ変わる先を決めるとされた十王、地獄に落ちた人を救済する地蔵菩薩など、死んだらどうなるのか、また現世での行いはどのように総括されるのかを描き出す作品を紹介します。〉
- 春季企画展「石光寺 ありし塔をもとめて」
葛城市歴史博物館
5/2〜6/21
〈平成20年12月15日から12月26日にかけておこなった、石光寺旧境内における第7次発掘調査の成果を公開する速報展です。本調査においては、それまで推定されてきたものの発見にはいたっていなかった塔跡と想定される建物基壇の発見が大きな成果です。〉
- 企画展「朝日新聞創立者村山龍平蒐集 仏教美術の名品」
香雪美術館
5/14〜6/28
〈大正3年に発行された『玄庵鑒賞』は、村山龍平翁が蒐集した美術品のうちから特に仏教美術の優品を選んで、これを世に知らしめるものとなりました。本展観は、同書の収録品の中から、未だ公開することができていない仏画・仏像を、初めて陳列する貴重な機会となります。併せて、平安・鎌倉経巻・絵巻物を展観します〉
〔5月後半分に続く〕