仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

2008-01-01から1年間の記事一覧

 今週の天声人語

このところ朝日新聞の「天声人語」がなぜか仏教づいています。 10/20(月)付 〔略〕(葬儀におけるお布施の)不透明さが仏教界への不信を招いているのではないか。憂える青年僧ら約20人が、東京で「寺ネット・サンガ」なる団体を旗揚げした。お布施について…

 仙がい展を見た

出光美術館で「近代日本の巨匠たち」展を見ました。正確に言うと、同展に併設の「仙がい展」(※「がい」は崖の上の山のない漢字)を見に。 会期が10/26までなのでギリギリ。それを今さら紹介しても、と忸怩たる思いながら、記録ということでなにぶんご容赦を…

 NHKの番組5件

街道てくてく旅 「祝・八十八か所踏破達成!」 NHK BS2 10/24(金)19:45〜20:59〈旅人はプロ卓球選手・四元奈生美さん。1200キロに及ぶ旅も10月24日にいよいよゴールを迎える。特別番組では、朝の中継中に八十八番札所大窪寺に到着したばかりの四元さんを東…

 10月後半の展覧会

10月に始まる展覧会から宗教関連と思われるもののピックアップで、10月前半分の続き。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 「仏像インスピレーション」 平櫛田…

 10月に出る本

書店でいただいた冊子『これから出る本』10月上期号および同下期号(日本書籍出版協会)の記載事項から、宗教・信仰に関連するかと思われる新刊書をメモします。順不同で書名と版元名を抜き書き、副題と著者名と価格は省略。 点字般若心経/東方出版 法蔵菩…

 10月後半の講演

東京近辺で10月に開かれる講演・講座を、先の10月前半分に引き続いてメモします。開催日順。詳細は各主催者または会場にお尋ねください。 華光会東京公開法座 日時:10/18 13:00 会場:全林野会館6F 講師:増井信 講師:仏教のめざすもの 生死を超える教え …

 釈迦追慕展を見た

前項の鎌倉から移動して、神奈川県立金沢文庫で特別展『釈迦追慕』(12/7まで)を見ました。 内容を紹介する前に、移動手段について一言。鎌倉から金沢文庫まで地図ではごく近くに見えながら、これがちょっと厄介。かまくらびとが金沢(かねさわ)・六浦(む…

 鎌倉の精華を見た

鎌倉国宝館で特別展『鎌倉の精華』(11/24まで)を見ました。展示品はさほど多くないのですが、開館80周年記念として気合い十分。 今回は〈設立の原点を振り返るべく、開館当時の展示風景を再現する〉というのがテーマの一つ。80年前を知る人なんてごくわず…

 「鵺」を見た

国立能楽堂でお能『鵺(ぬえ)』を見ました。「ヌエのようなやつ…」とかいうアレです。 鵺とは「人の悲鳴に似た声で鳴くトラツグミの異名」というのが辞書の説明。この作品では「頭は猿、尾は蛇、足手は虎、鳴き声鵺に似たりけり」という怪物です。現代の作…

 10月前半の展覧会

10月に始まる展覧会から宗教関連と思われるものをピックアップします。まずは10月前半分。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 「シルクロード発掘70年 雲岡石窟からガン…

 女性誌の京都特集

女性誌の秋の定番企画と言えば、京都の旅。最新号の目次を拾ってみると、何しに行くか、誰と行くかで、各誌ひとひねりしていることがわかります。 伝統の「手わざ」を、京都で学ぶ 京友禅・竹細工・京繍・京扇子など、 本物の技と知識を磨く14講座をご紹介『…

 NHKの特集5件

ハイビジョン特集 「インド 幾千年の音楽の村」 NHK BShi 10/7(火)23:45〜翌1:15〈インドに千年を超えて伝わる不思議な楽器や音楽の物語。インド北東部の田園に先祖代々伝承された数々の楽器。巨大かぼちゃで共鳴させる楽器、ハスの花をかたどった弦楽器。…

 10月前半の講演

東京近辺で10月に開かれる講演・講座をメモします。まずは10月前半。開催日順。詳細は各主催者または会場にお尋ねください。 東大寺東京講座〈16〉 日時:10/4 14:00 会場:青松寺観音聖堂 講師:森本公誠 演題:聖武天皇の実像を追って(7) 主催:東大寺 …

 在家佛教11月号

月刊誌『在家佛教』08年11月号を10/1付で発行しました。内容は目次をご覧ください。 表紙のバックの色は、シアン10% + マゼンタ20% + イエロー20%です。ハーゲンダッツの新商品「カフェモカ」にインスピレーションを得た色です。いえ、実際に食べたのでは…

 紙で語る展を見た

大倉集古館で展覧会「紙で語る Paper Materrials」(10/12まで)を見ました。館蔵品と特種製紙株式会社寄託品から、古写経や絵図など、紙に記された優品を展示。つい経文を読もうとかしてしまうのですが、当展の趣旨からすれば紙そのものを見なければいけな…

 スリランカ展を見た

東京国立博物館で特別展「スリランカ 輝く島の美に出会う」(11/30まで)を見ました。スマートな仏様方の涼しげな表情に心が洗われます。宗教美術でスリランカの歴史を通観する趣向。私にとっては知らないことばかりで新鮮でした。 上座部(テーラヴァーダ)…

 捜しています

朝日新聞9/25付(東京本社発行)39面(社会)の下方に、珍しい広告が掲載されています。 天地約7センチ×左右5センチのスペースに縦組みで、白抜きタイトルが「御願い」。広告主は、日光山輪王寺総務部。本文は次のとおり。 御朱印帳を捜しています 六月十四…

 チラシのオモテ

今秋から来春にかけて予定されているいくつかの展覧会のチラシをいただきました。実物を画面上でお見せできればよいのですが、あいにく当ブログでは画像を扱わないので、概略を文字でメモしておきます。開催日順。各項いちばん上のカギカッコ内はキャッチコ…

 9月後半の展覧会

9月に始まる展覧会から宗教関連と思われるもののピックアップで、9月前半分の続き。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 特別展「スリランカ 輝く島の美に出会…

 9月後半の講演

東京近辺で9月に開かれる講演・講座を、先の9月前半分に引き続いてメモします。開催日順。詳細は各主催者または会場にお尋ねください。 摩天楼法話会 日時:9/17 14:00 会場:常圓寺祖師堂 講師:大谷徹奘 演題:幸せの条件 節度と静思 主催:日蓮宗東京西部…

 源氏物語展を見た

横浜美術館で特別展「源氏物語の1000年 あこがれの王朝ロマン」を見ました。〈源氏物語千年紀に関連する東日本最大の企画展〉だそうです。 まず作品の時代背景として、日記や和歌、装束などの展示。当時の信仰を伝える品は、装飾経(法華経、阿弥陀経、弥勒…

 気になる展名

展覧会の情報を調べていると、時おりそのタイトルに、お、と目が止まることがあります。主催者の熱意と遊び心が伝わって来るようで。 例えばこちら。 「雪舟で、み展」 7/29〜10/3 石橋美術館 うーん気になりますねえ。 あるいはリズム重視で、 「今年もミン…

 9月前半の展覧会

9月に始まる展覧会から宗教関連と思われるものをピックアップします。まずは月の前半分。開始日順。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました) 秋季特別展「良寛生誕250年 大和…

 絵馬と湯谷を見た

先日、国立能楽堂で開場25周年記念公演の初日を見ました。祝賀ムードたっぷりのプログラムでした。 初めに『翁(おきな)』。古式に則った祝言。いわゆる神事なので上演中は途中入場できませんとさんざん警告されていたのに(チラシにもチケットにもそう刷り…

 9月前半の講演

東京都内で9月に開かれる講演・講座をメモします。まずは9月前半。開催日順。詳細は各主催者または会場にお尋ねください。 第7回ダンマパダ(法句経)にまなぶ 日時:9/6 13:30 会場:青松寺観音聖堂 講師:金子真介、ラブガマ・ナーラダ 主催:青松寺 科学…

 ブルータスの釣り

雑誌『ブルータス』(マガジンハウス)の最新号は釣りの特集。タイトルは「釣りはともだち」。 レジャーで殺生するなんて、仏教的にはまったく NG。なのですが、まあ一般誌の企画にいちいち目くじらを立ててもしようがないので、ここは黙ってスルーしましょ…

 9月に出る本

書店でいただいた冊子『これから出る本』9月上期号および同下期号(日本書籍出版協会)の記載事項から、宗教に関連するかと思われる新刊書をメモします。順不同で書名と版元名を抜き書き、副題と著者名と価格は省略。 自分の「心」に気づくとき/法蔵館 修験…

 在家佛教10月号

月刊誌『在家佛教』08年10月号を9/1付で発行しました。内容は目次をご覧ください。 表紙のバックの色は、シアン20% + イエロー30%です。あわい緑です。

 間に合う講演

これから参加を申し込める都内の講演会です。 特別展「禅・茶・花」トークセッション「脳科学者と見る、感じる、中世の文化」 日時:9/27 14:00 会場:東京美術倶楽部4F 東美アートフォーラム 出演:特別ゲスト・茂木健一郎 パネリスト・今泉淑夫、島尾新、…

 予約終了の講演

ほんとにすみません。例によって来月の講演会の予定を調べていましたら、すでに予約が終了している催しがたくさんありました。 今さらそんなものを紹介してどうしようかというと、みんなで一緒に悔しがりましょうよ、というわけで……。 記念講演会「足利樺崎…