仏報ウォッチリスト

ここは仏教の最新情報、略して《仏報》の材料をとりあえず放りこんでおく倉庫です。

 3月の展覧会

3月に始まる展覧会から、アジア関連で宗教ともつながりがありそうなものをピックアップします。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)


  • 「豪潮 II期 専光寺所蔵品から書画」
     玉名市立歴史博物館こころピア
     3/3〜4/19
    玉名市岱明町浄土真宗専光寺は豪潮生誕の寺です。豪潮は、晩年尾張侯に請われて名古屋に移り、87歳で亡くなりました。専光寺には、豪潮亡きあと名古屋に残された遺品や遺作がまとめて送り届けられ所蔵されてきました。II期では、専光寺所蔵品の中から書画を中心に展示します。〉


  • 石山寺の美 観音・紫式部源氏物語
     そごう美術館
     3/7〜3/29
    〈会場では、本尊厨子前に安置されている《如意輪観音坐像》をはじめ、土佐光起らによって精巧に模された《石山寺縁起絵巻》や中世の曼荼羅といった宝物によって、古刹・石山寺の世界をご紹介いたします。続いて、同寺の所蔵する江戸から近代に至る『源氏物語』を主題とした絵画・工芸のきらびやかな世界が広がります。〉


  • 「平泉 みちのくの浄土」
     世田谷美術館
     3/14〜4/19
    〈「平泉の文化遺産」の名宝や歴史資料、出土資料など国宝・重文98点を含む200件を展示し、世界に例のない景観と名宝を残した「みちのくの都・平泉」の魅力を余すことなく紹介します。本展では、中尊寺金色堂内の「西北壇」上に安置される仏像11体(国宝)を、堂内の配置そのままに寺外で初めて公開します。〉


  • 「ユーラシアの風 新羅へ」
     MIHO MUSEUM
     3/14〜6/7
    〈(テキスト情報なし)〉


  • 「収蔵品展II 江戸時代のみ仏 ムラと仏教」
     大分県立歴史博物館
     3/17〜5/10
    〈博物館が収蔵している文化財を展示公開し、大分県の歴史と文化のさまざまな側面をお知らせするものです。今回は江戸時代につくられた仏像や仏画を展示します。〉


  • 東本願寺の至宝展 両堂再建の歴史」
     東京・高島屋
     3/18〜3/30
    〈2011年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を記念し、東本願寺の至宝を一堂に展覧いたします。江戸時代を通じ4度の大火にあい、焼失と再建の歴史を繰り返した御影堂は明治28年に現在の姿となりました。そこには、岐阜の別院から移築された円山応挙筆の金地水墨の作品をはじめ、京都画壇を代表する岸竹堂、望月玉泉らの襖絵が伝えられています。〉


  • 平山郁夫 日本の美を求めて」
     香雪美術館
     3/21〜5/6
    平山郁夫画伯は、昭和28年、院展に初入選し、昭和39年に日本美術院同人に推挙されて、現在も日本美術院理事長を務めていらっしゃいます。平成になってからは、あらためて日本の美を追求する旅を始められました。日本の文化にも大きな関心を寄せ、新しい境地を切り開いておられます。本展では、代表作の本画の他に、日本各地に取材した素描やスケッチ帖などを展観いたします。〉


  • 「宮城の文化 高僧たちの墨蹟」
     東北歴史博物館
     3/24〜5/10
    宮城県内でも、禅宗は脈々と受け継がれ、すぐれた禅僧が活躍してきました。そのなかで、近世になると、きわだった個性を端的に示す書画を多く自作した禅僧があらわれるようになり、注目されます。彼らの作品は、個性豊かな作風に高い芸術的評価が与えられていますが、そればかりでなく、修行で培われた、心のありようや人間のあるべき姿についての作者の考えを知る上で貴重な存在です。〉


  • 「百濟の美 同時公開 国指定史跡鞠智城出土百濟菩薩立像」
     熊本県立美術館
     3/24〜4/2
    〈本展の構想は、韓国の国立扶余博物館が、かつての百濟の文化遺産を写真集として残す事業を企画したことに端を発しています。崔明準氏がカメラを通して訴える意図を汲み取り、わが国の文化に深く関わってきた百濟文化に改めて親しみ、もって日韓両国の更なる友好交流の一助とするものです。また、本展では熊本県立装飾古墳館の協力により、平成20年10月に鞠智城から出土した「百濟菩薩立像」を特別公開いたします。〉


  • 興福寺創建1300年記念 国宝 阿修羅展」
     東京国立博物館
     3/31〜6/7
    〈奈良・興福寺の中金堂再建事業の一環として計画されたこの展覧会では、天平伽藍の復興を目指す興福寺の貴重な文化財の中から、阿修羅像をはじめとする八部衆像、十大弟子像、中金堂基壇から発見された1400点をこえる鎮壇具や、再建される中金堂に安置される薬王・薬上菩薩立像、四天王立像など、約70件を展示いたします。〉