4月に始まる展覧会からアジア・宗教関連と思われるもののピックアップで、4月前半分の続き。引用文は主催者サイトからの抜粋です。(情報収集にあたりましては、観仏三昧さんのデータを参考にさせていただきました)
- 「没後10年 東大寺と清水公照の世界展」
姫路市書写の里・美術工芸館
4/18〜5/31
〈東大寺大仏殿昭和大修理に尽力した管長時代とその前後の時代の作品、陶芸家をはじめとした芸術家との交流を物語る作品など、当時の写真をまじえて紹介します。〉
- 「良寛墨宝展 最晩年の芸術と生涯」
愛媛県美術館
4/18〜5/31
〈良寛が最晩年に身を寄せた、新潟県長岡市の木村家に伝わる書を中心に紹介するものです。このほか、安田靫彦・平櫛田中ら近代の芸術家たちの絵画・彫刻、本県出身の村上三島の書など、良寛を慕った人々の作品も併せて展示します。〉
- 「本願寺展 開かれる世界遺産の扉」
名古屋市博物館
4/18〜5/31
〈世界遺産に登録されている京都・本願寺(西本願寺)は、浄土真宗本願寺派の本山として、古今にわたり信仰を集めてきました。この展覧会は、浄土真宗の宗祖親鸞聖人の750回大遠忌(平成24年)をひかえた記念事業の一環として開催されます。名古屋会場では、真宗大谷派名古屋別院(東別院)の寺宝も特別出品いたします。〉
- 「丹後国一宮 籠神社の至宝展」
京都府立丹後郷土資料館
4/21〜5/31
〈今春、丹後一宮の籠(この)神社では平成の神域整備事業が終了し、また当社にて「葵祭(別称:藤まつり)」の起源を祝う事業「神幸2500年紀」が実施されます。この行事を記念し、国宝「海部氏系図」や重要文化財および府指定文化財の「籠神社経塚出土品」、府指定「籠神社文書」などの指定文化財を中心に、国内でも類例の少ない中世神道書や、初公開となる中世仮面類などの社宝を特別公開します。〉
- 「チベット ポン教の神がみ」
国立民族学博物館
4/23〜7/21
〈ポン教が築きあげてきた宗教的宇宙の構造の一部を図像資料によって紹介するとともに、ポン教の歴史や現代における分布、儀礼なども紹介します。〉
- 「神・人・財 広島県の神社の至宝」
広島県立歴史博物館
4/24〜6/14
〈国・県・市町の指定文化財を中心に,広島県内の神社に奉納されたさまざまな「もの」を手がかりとして,人々がどのような祈りを神々に捧げたのかを明らかにします。また,伊勢神宮が20年に一度,新しい神殿を造り祭神を遷す式年遷宮ごとに,古式のまま調進する神宝も特別展示します。〉
- 「仏像礼賛 金銅仏と石仏の魅力」
四国村
4/25〜6/30
〈金色の光輝を放つという仏の姿を反映した金銅仏。仏の姿を未来永劫に残そうと願って作られた石仏。いずれも仏教文化の華ともいえる存在です。中国と古代インドで盛隆をみた、金銅仏と石仏の奥深い魅力を、約五十件の尊像でたどります。〉
- 「日本の美・発見I 水墨画の輝き 雪舟・等伯から鉄斎まで」
出光美術館
4/25〜5/31
〈まず、日本で水墨山水画が本格的に描かれ始めた応永年間を出発点とし、牧谿、玉澗らの中国水墨画も交えて、室町時代の水墨画を展観します。そして桃山時代の巨匠・長谷川等伯の屏風絵や、江戸時代の狩野派、琳派、文人画、さらには近代水墨画の富岡鉄斎の作品まで、出光コレクションによってご覧いただきます。〉
- 「きのくにの精華 和歌山県立博物館寄託の国宝・重要文化財」
和歌山県立博物館
4/25〜6/7
〈今回の特別展は、新館開館15周年を記念して、当館が寄託を受けている文化財のうち、国宝・重要文化財に限って、特別に公開するものです。〉
- 「養老のお坊さんが絵を描いた! 博物画と標本による江戸の生物」
岐阜県博物館
4/25〜6/28
〈東莠南畝讖(とうゆうなんぼしん)は江戸時代中頃に、岐阜県養老郡養老町沢田 真泉寺の住職だった毘留舎耶谷が動植物を描いた彩色図譜です。いかに正確に描かれているかを広く知ってもらうために、図と実際の標本を並べて展示します。〉
- 「12の善神 金剛輪寺の十二神将」
愛荘町立歴史文化博物館
4/25〜5/31
〈(テキスト情報なし)〉
- 「棟方志功展 歌と仏の世界」
パラミタミュージアム
4/26〜6/28
〈今回は棟方志功の最大の後援者であった大原美術館の全面的なご協力をいただき、仏の世界を描く大屏風とともに、吉井勇『流離抄板画柵』、谷崎潤一郎『歌々板画柵』、大原寿恵子『大原寿恵子歌集抄板画柵』のそれぞれ全柵揃えを展示し、棟方志功の表わす「ことば」への感応性を鑑賞します。〉
- 「豪潮 3期 専光寺所蔵品から和歌・書簡」
玉名市立歴史博物館こころピア
4/28〜6/7
〈玉名市岱明町浄土真宗専光寺は豪潮生誕の寺です。3期は、専光寺所蔵品の中から和歌と書状を展示します。専光寺には、兄昇道にあてた19通の書状(手紙)が残っています。素顔の豪潮さんを知る貴重な機会です。〉
- 「東本願寺の至宝展」
大阪タカシマヤ
4/29〜5/11
〈真宗大谷派の本山、京都・東本願寺。2011年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌を記念して、美術品や幕末史、伽藍の再建・修復に関する史料などを展覧します。近代京都画壇が総力を結集して描いた襖絵の数々や、狩野元信や円山応挙の作品、棟方志功の肉筆襖絵などは、人々の目にふれる機会がほとんどないまま今日に至り、この度、その多くが初公開となります。〉